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あなたの物差しは万能ではない

昔30cm定規が好きだった少年ごとーは常に振り回し、机を叩いては昨晩かかっていた父が練習するトランペットの音楽を思いだしリズムをとっていた。
当然物差しは友へぶつかり傷つけた。

最近多様性やら幸せとはなどそんな会話を多く聞くようにななりました。
昨日のWeeklyOchiaiでも幸せの基準というお話がありました。

そんな中で昨年くらいから僕が言うのは、【尺度のアップデート】が必要ということ。

尺度とは、、、、
尺度とは変数と数値を対応させる基準のことをいう
または
 計量の標準。また、判断・評価などの基準。「合否判定の尺度を決める」

こんな風に、尺度とは何かの基準なんです。

日本人には日本人の尺度があるように、おおくは世代間や性別間、国家間とかによって変わるものですが、ここまで人が入り乱れ多様であるようになってきたとき、個人間の尺度の差が色濃く目に見える世界になっているように思うんです。

ただそこで必要なのは、いかに相手の尺度を尊重し自分の尺度も大事にしてもらえるかだと思うんです。

ツイッターで佐々木俊尚さんがシェアしていた記事にこんなものがありました。

https://ten-navi.com/dybe/4327/?amp&__twitter_impression=true

ある夫婦のお話で、フリーで稼ぐ旦那さんと正社員で副業ライターの奥さまのお話。
フリーの旦那様に大企業からお誘いがありそれに喜び勧める奥さまと疲弊する旦那さん。
正社員という働き方が合わない旦那さんは面接などが近づく度にみるみる元気がなくなったそうです。

そこから奥さまが気づき、、、

という話なんですがこれも、奥さまが尺度を相手に当てはめた結果が招いた一時の失敗であったと思うんです。
そのあと気付いた奥さまは大変聡明で美しい完成と考えをお持ちだと思います。

例えばですが、何のために○○をするのか。ただの一文ですが、これって結構いろんなことが考えられる文なんです。

あなたが食事をするのは何のためですか?

人によっては
お腹一杯のするため
はたまた
エネルギー補給
という人もいると思います。

こんな風に動機や思考は人によるんです。

尺度とはそういった前提条件とも言えるかもしれません。

仕事は何のためにしていますか?
そこがわからないままいい労働条件とはの話をしても、お金が軸の人、労働環境が軸の人、やりがいが軸の人、そんな風に話は合わないんです。

尺度とは、に話を戻すと
基準なんです。

基準値は平均かもしれないし、一般的な数値かもしれない。何よりあなたにとっての平均かもしれないんです。

そんな中であなたの尺度が絶対的に正しいと言えるでしょうか?

自信を持って正しいと言える人は少ないかと思います。

尺度のアップデートというと[より良いものに]
そんなイメージを持たれてしまうかもしれませんが、要は自分の尺度は不完全である。アップデートし続ける。そういった考えを持つことなんです。

あなたの幸せは、誰かの不幸せで。
あなたの不幸は、誰かの幸せかもしれません。

ただ、人に押し付けては行けませんが、あなたの尺度をあなたに当てはめる場合においては絶対の自信を持っていいのだとも思います。
それがあなたの幸せなのなら。

時に自分でも見失い
時に誰かにあなたの尺度を押し付け得るでしょう。

生きてる限りしかたがないことですらあると思います。

こうでなきゃいけない。そんなたったひとつの尺度、物差しで人を傷つけないように、はたまたあなた自身を傷つけないように。

尺度こそ多様であり、そこにしか多様な個性は存在し得ないと。そう考えられる人が一人でも増えますように

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