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就活で得られたもの


はじめに

 こんにちは。人生の中で1番自分と向き合い、自分の考え・価値観から目をそらさずに最後まで取り組んだ就活の体験記をここに記したいと思います。
 はじめに私の自己紹介をします。私立文系大学の4年生で、コミュニティについて専攻し学びを深めています。自慢に聞こえるかもしれませんが、私は幼少期の頃から、大きな「挫折」「失敗」を味わったことがありませんでした。第一志望の高校・大学へ進学し、何事もそこそこできるタイプだったので、大きな苦労もしたことがありません。逆に言うと、自分の個性や得意なこと・苦手なことなどもなく、就活において一番重要と言われている「自己分析」がなかなか進みませんでした。加えて、周りに非常に流されやすい性格だったので、就活もなんとなく始めました。
 意外と私と似た性格の人は多いと思います。そんな私が、しっかりと最後まで自分と向き合い、納得した就活を終えられた経験が誰かの励みや、参考になればと願いながら、今回このnoteをまとめていきたいと思います。

3年7月ミーハー就活スタート

 私は25卒の就活生だったのですが、25卒から就活の流れが大きく変わると言われていました。サークルの先輩からは「サマーインターンに参加できなかったら就活厳しいと思う」などと言われ、私は“周りもなんか始めてるし、なんとなく早く始めた方がよさそう”という理由だけで就活を始ました。
 タイトルにミーハー就活と書いた通り、初めは手当たり次第、大手の説明会を受けてエントリーシートを出していました。この時点ではほとんど自己分析は出来ていませんでした。
 サマーインターンは手当たり次第出したので3,40社はエントリーしたと思います。そのうち通ったのはわずか2社でした。この頃は会社の知名度と、条件面だけで会社を比較していたので、自分とのマッチ度合いなどはフル無視していました。

3年12月inteeとの出会い

 自己分析が重要と言われても、何をどうすればいいのか、自分に何が足りていないのか、が分からない状態であっという間に12月に突入していました。
 ある日友達から、就活困ってたらいいエージェントがいるからよかったら紹介させてと言われました。人生に1度しかない新卒というチャンスを納得したもので終わらせたかったので、すぐに紹介してもらいました。
 であったばかりの頃は、まだ自己分析もできていないミーハー就活生だったので、まずは自己分析を手伝っていただきました。inteeのメンターさんは私が今まで「なんとなく」で処理していた気持ちを言語化することや、幼少期から大学に至るまでの経験から私の価値観を形にするサポートをしてくれました。自分の中だけの分析よりも、メンターさんに壁打ちをすることが、言語化に繋がった要因かなと考えています。そうするとなんとなく受けていた企業説明会も、自分の考え方を基準に話を聞くことができ、マッチしそうかわかるようになってきました。
 また自己分析を進めていくことで、

①自分の就活軸が満たせる業界と業種
②大手だと自分の希望の実現が難しい
③ベンチャーへいくほどの勇気がなく、その中間であるメガベンチャーの規模感が最適

この3つに気が付くことができ、就活の方向性がだんだんまとまっていくのが自分自身でもわかりました。

意思決定の難しさと背中押し

 メンターさんとしっかり対策を立ててから驚くほど就活がスムーズに進み、最終選考の企業様が5社ほど残りました。
 どれも志望度の高い企業様で、意思決定には本当に悩みました。4社最終選考前に、1社目の内定をいただき、承諾期間の関係もあったため、思考整理が必要になりました。自分の中で何度も何度も思考整理をしました。私の中で最終的な背中押しになったのは、メンターさんの言葉でした。

①    「企業軸」ではなく「自分軸」で企業とマッチしているか考えること。
②    隣の芝はいつまでも青く見える。最後は勇気をもって自分の決断に自信を持つこと。

 この言葉が背中押しとなり、初めに内定をいただいた企業様が、一番企業軸と自分軸がマッチしていたため、承諾しました。残りの4社は最終選考前で辞退しました。
 この決断に後悔がないのは、しっかりと自分の気持ちと向き合い、根拠を持った意思決定が出来たからだと思います。Inteeと出会う前の私だと、きっと「なんとなく」で決めてしまい、いつまでも心の中にもやもやが残っていたと思います。

最後に

 私は今までの人生、大多数の人が通る道を「なんとなく」通ってきました。しかし就活は「正解」や「大多数」がなく、「なんとなく」で生きてきた私は、初めて自分の意志で進路を決めたといっても過言ではなかったです。
 就活を通して得られたものは、内定先だけではなく、自分の思考整理の仕方や、納得のいく意思決定の仕方など、今後の人生に役立つものばかりでした。

 私の中の「なんとなく」を一緒に言語化し、最後まで伴奏してくださったinteeの方々に感謝します。ありがとうございました!

https://intee.jp/student/referer?introducer=fOnJl0KMgVsFNI04yynC1w%3D%3D

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