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【酒飲編Vol.17】コッツウォルズ シングルカスクリリース for SMS

Spec

コッツウォルズ シングルカスクリリース for SMS
アメリカンオークSTRカスク
カスクNo.445/15
60.5%

評価

美味しさ:5.5/10
お気に入り度:4/10
総評:5/10

ノート

◯香り
ワインベースでバターのような香り、それ以外はフルーツ・フローラル・モルトが均等に主張。
◯味
やはりワインベースなモルトの甘み・旨みが来た後、バターの甘ったるいニュアンスを感じる。
◯ボディ
ミディアムややフル寄り。
◯フィニッシュ
中程度、やや短め。バターとフルーツの青臭い部分が残る。

わかりづらいが結構色は濃い。

コメント

酒記録にnoteを使おうかなと思ったキッカケとなった酒ブロガーはコッツウォルズ推しだった・・・
という訳で、コッツウォルズです。もちろんこのボトル購入にはそういうキッカケもあるけれど、ココの酒作りへの拘りや取組みが非常に気になった事もあり、それがどの様に表現されているのか、確認もしたく思い切ってボトルを購入した経緯がある。

で、コレはねぇ・・・うん。痒い所に手が・・・届かない。そんなボトル。
飲んでても、地の酒質の良さはひしひしと伝わってくる。短熟でこのボディ感であったり、度数・年数に対してはかなり落ち着いた感じであったりと、素材は素晴らしく良い。一言で言うと、美味い。
問題はカスク。巷で流行りのSTRカスクであるが、コレが自分はてんでダメだった。木のエグみみたいなのが、油っこいバター菓子の甘ったるい感じのように表出してしまっている。それが中盤から余韻にかけて続く。コレがいただけない・・・。一応注いでから40分近く経ってようやくマイルドになるが、かったるすぎる。
後日他のコッツウォルズSTRカスクを試す機会があったが、やはりその要素は健在。そちらは後発なだけあって更に良い出来になってたが、STRのウザさを払拭する程では無かった・・・。

STRのこの感じは確か他の銘柄でも出てた気がするが記憶が定かでない、コッツウォルズの酒質の一部である可能性もあるので、その辺はいつかSTRでない別のボトルでトライしてみたいなと考えていたりいなかったり・・・。ウルフバーンの時のようなミラクルが起きるのか!?乞うご期待。

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