毒にも薬にもならないRADIOっ

7月22日 時刻は27時。そのラジオは始まった。
銀杏BOYZ峯田和伸とサンボマスター山口隆の「オールナイトニッポン 0」。
コンセプトは毒にも薬にもならない、令和の時代に合った仲良しラジオ

優しくて幸せな2時間だった。夜が明ける時間を2人と過ごせたことが嬉しかった。
罵り合ったり喧嘩のような掛け合いがあったような…気がしたけど、2人の間には確かな温かい愛があったと思うんだよなー。
方言おじさん2人は音楽が大好きでお互いいっぱい聴かせたいレコードがあって。
峯田さんのがぶがぶかにゃんにゃんで、「ラジオはテレビとは違って自分だけに話しかけてくれるみたいだ。」的な事を書いていて、ラジオを全く聞かない私はあまりピンときてなかったのだけど、やっと理解できた気がした。だって、2人の空間に私も入れたみたいでとっても嬉しくなったから。ラジオって、とてもステキなんですね。

峯田さんの声は優しくて、圧のようなものを感じられないから、ずっと聞いていても疲れなかった!ラジオいっぱいでてほしい!レギュラーほんとに頼みます、!生きれます。
私、山口さんの歌っているところしか見たことがなくて、そんなにぐいぐい話す方ではないと勝手に思っていたけど、やっぱりサンボでハートが熱くて先輩ズラするくだり(峯田がつっかかるため)が面白くて意外な発見でした。面白かったです…!

あの真夜中の2時間の閉鎖的で排他的な空間は、どこかで私を待っている人がいるんだ、というありもしない温もりをただただ感じるだけのような、あまーい空間だった。時間が溶けていった。
何十年も一緒にいるってこういうことなんだよ、と教えてくれた。

そして、最後の弾き語り。
朝5時のデイ・ドリーム・ビリーバー。涙が出た。
夏の朝の匂いが私を突き刺していたけれど、峯田と山口の声が抱きしめてくれてたから今生きている。
そうです、サイコーだったということです。
死ぬまでにツーマン行けたらどれだけ幸せなのでしょう。2人が一緒に同じことをしてくれる、それだけで私の世界はこんなにも優しいんだ。
当分は2人がかけたレコードをサブスクで聴く生活を送ることでしょう。レコードはCDともサブスクとも違う音質だって言っていた。絶対レコードプレイヤーで恋は流星を聴いてやるんだ。心の中では隣に峯田がいるはずだ。そんな人生なんだ。


2023年7月23日 朝 もう少しで誕生日

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?