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「面白い仕事の条件とは(前編)」2500人と面談した採用担当が思う、就職活動④

■面白い仕事とは?
前回、就職活動の2つの視点を紹介しました。
金銭的報酬と面白いことをやる、自分にとって心地よいバランスを自分で見つけてみてくださいと書きました。
でも、金銭的報酬は意味わかるけど、面白いって何?という話になると思いますので、今回も問いを立てて進めていきましょう。
・"楽しい"と"面白い"の違いとは?

楽しい→気分を表すので、主語は基本的に人
面白い→物事の特性や本質を表す
ex)私は楽しい→楽しい気分であるということ
ex)私は面白い→誰かにとって、私は面白い特徴を持っているということ

〇〇さんって楽しいよね!って言われると何か違和感ありますよね。
〇〇さんといると、私は楽しいと言われると納得できますね。更に文言を加えてみます。
〇〇さんは面白いから、一緒にいると私は楽しいと言われると恐らく凄く嬉しいですよね。
更に別の視点から見てみましょう。

・楽しい→楽(らく)で移ろいゆくこと
・面白い→面(かお)が白く(しろく)なること
→顔色が変わること
と捉えてみてはどうでしょうか?本気度が違う気がしませんか?

例えば、お出かけしていて楽しいー!と思っていても、急にお腹痛くなってトイレを探さなければならない瞬間、楽しくなりますね。笑
一方、面白いもの(名作の映画)はいつ見ても変わらず面白いですよね。
そうすると、やはり、仕事が面白いという言い方は適切ですし、逆に考えると、面白いと思える仕事に就きたいですよね。
➁で書いたとおり、仕事とは"人の役に立つこと"と定義づけていますので、その部分については➁の記事をご確認ください。

ということで、本題の"面白い"についてですが、前記の観点を使って顔色変わるほど真剣になれることと考えると、人はどんな時に顔色が変わるほど真剣になるのでしょうか?僕はシンプルに以下の3つの条件だと考えています。

・自分で考えたことを
・自分で実行して
・結果を受け止めなければいけない時

この3つが揃うと、人はもはや勝手に"面白い"とと思ってしまうわけです。
例えば、サプライズを考えてみましょう。
誰かが考えたことを、自分で実行して相手が喜んでも、そんなに面白くないですよね。
一方、金額がかかっていなくても、自分で考えたことを自分で仕掛けて、相手が喜ばなければ、それはそれは落ち込みますよね!まさに、ズーン(´༎ຶོρ༎ຶོ`)という感じになります笑

仕事も同じで、金額や携わっているPJの大きさではなく、
自分で考えたことを、自分でやって、良い結果がでると、物凄く嬉しいわけです🎉
一方、自分で考えたことを、自分でやって、悪い結果になると、まぁ落ち込みます。
これを繰り返して成功した時の、嬉しさといえばこの上なく、むしろ病みつきになります。

前編を纏めると以下のとおりです。
・仕事は楽しいより、面白い方がいい!
・面白いとは、自分で考えて、自分でやったことによって結果が返ってくること

これを踏まえて、後編ではもう少し、深く入っていってみましょう。では、また!

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