Civitaiでモデルを公開したよ
前置き
タイトル通り。Civitaiでモデルを公開しました。
Counterfeit-V3.0 が出た直後に作成したマージモデルなので、作ったのは相当前になります。それから好みのモデルがなかなか出てこなかったので、んじゃ公開してみるかっていう軽いノリで出してみました。
SD1.5モデルになります。SDXLモデル作りたいね。
ライセンスとかについて
ベースモデルはCounterfeit-V3.0で、NSFW要素が少し出やすい(と思われる)ように調整しています。
もちろんえっちじゃないのもできます。
ライセンスはベースモデルであるCounterfeit-V3.0を踏襲しています。
課金サービスでこのモデルを使用することの禁止と、モデルの販売禁止という点のみ注意して頂ければご自由にという感じです。
WebUI 推奨設定
好きにいじってくれればいいと思いますが、こんな感じだと良い絵がでるよという一例です。StableDiffusion WebUI V1.6.0での使用を想定するものとします。
また、VAEは vae-ft-mse-840000-ema-pruned を使用するものとします。
基本設定
サンプル画像の生成のため、前提として以下のプロンプトで統一します。 EasyNegative, BadDream はどちらも優秀なTextual Inversion(embedding)なので、追加しておくことを勧めます。
背景のないシンプルなものであれば、Steps 18くらいからある程度安定して生成されるはずでが、プロンプト次第ではノイズが入りやすくなるかも知れません。なおRefinerについては別モデル使用になるので触れません。
Positive Prompts:
best quality,
solo, 1girl, cowboy shot, open stance,
pink hair, ponytail,
brown eyes, looking at viewer, smile,
small breasts, narrow waist, navel,
(black long sleeves:1.1), oversized (white hoodie:1.2), wide cuffs,
denim short shorts, lowleg,
BREAK
realistic background,
cityscape, 8k,
Negative Prompts:
EasyNegative, BadDream,
bad anatomy, nose,
worst quality, low quality, jpeg artifacts,
text, logo, signature, watermark,
Sampling steps: 24
Sampling method: DDIM
CFG Scale: 6.5
Clip skip: 1
VAE: vae-ft-mse-840000-ema-pruned
W/H: 512 * 512
Seed: 637458064
Hires. fix
Upscaler: R-ESRGAN 4x+ Anime6B
Hires steps: 16
Hires Sampling method: DDIM
Denoising strength: 0.5
Upscale by: 2
基本このくらいでそれなりの画像が生成されると思います。画像サイズを大きくしたり背景とか細かくしたり何だりしたい場合は適宜アレしてください。
ComfyUIでの利用
ComfyUIはStable Diffusion WebUIとは内部処理が大きく異なるので、同じような画像が生成できません。プロンプトの処理がそもそも違うっぽいです。
WebUIと同様のプロンプトと設定にしてしまうと、緑色のノイズが入ることがあります。
回避策としては背景などの指定を細かくいじってプロンプトを変更するのが最も手っ取り早いと思います。
DDIM, DPMPP 2S a Karras等はノイズが入りにくい印象があります。
安定してクオリティの高い画像を生成するためには、KSamperを複数噛ませてアップスケールとControlNetを用いた修正をする必要があると思います。
まずWebUIと同じ画像にはなりません。内部処理が違うので、それがウリって部分もあるのでここは考え方次第ですかね。
ComfyUIでのノイズ
↓ の画像はComfyUIのデフォルトです。
i2iで除去
↓ はアップスケールと同時にControlNetでの修正を挟んだもの。画質は向上しますが、若干ノイズが残ってますね。設定の強弱もWebUIとは異なってくるので調整が必要です。
今回公開したモデル Aquair 以外でも、これまでWebUIで上手くできていたのにComfyUIだと上手くいかない!という場合もアップスケールと同時にControlNetを噛ませることである程度改善されると思います。試してみてください。
今後のあれやこれや
上記のように、現状ComfyUIでノイズが入りやすかったりとまだ不完全な部分もまだまだあります。このあたりを調整しつつ、透明感・空気感のある絵柄が出るモデルにしていきたいと思っています。
おわり
これでモデルの説明とComfyUIでのふわっとした使い方の説明は終わりです。もしこのノートを見て助かったよーっていう方や、ええモデルやん。アプデ期待してるでという奇特な方がいらっしゃいましたら、有料分でモンエナ代を恵んでいただけると嬉しいです。
有料分に何もないのもアレなので生成した絵を置いときます。
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