健康風液体マン

野菜ジュース・乳酸菌飲料・スタミナドリンクやらを愛飲して幾星霜。体の大半がそんな液体達…

健康風液体マン

野菜ジュース・乳酸菌飲料・スタミナドリンクやらを愛飲して幾星霜。体の大半がそんな液体達で構成されたモノです。 勢いで何か書いたりします。

マガジン

  • 書評:面白かった本のご紹介

    面白かった本、これは有用だなと思った本等を不定期でご紹介していきます。

最近の記事

【雑記】対話の価値と落とし所を作るには

こちらの方々の話を踏まえて思う所をコメントしようとしたら長くなってしまったので、自分の所で雑記としてまとめて記載します。 対話の意味とはまず前提として、対話相手の価値観をその場で変えるというのは基本的ほぼ不可能に近い芸当と思われます。 ギャラリーの価値観に影響を及ぼす(こっちの価値観のがいいなと思わせる)のがせいぜいかなと。 これはディベートの技術や知能が高くても不可能なのは変わらないどころか 下手をすると不可能さの度合いが高まる可能性すらあると思います。 先日の饅頭日

    • 【書評】【心理的安全性のつくりかた】+α

      今回は心理的安全性に関する書籍の紹介にあたって、まず先に定義や背景、よくある誤解についての説明をしたいと思います。 どうも心理的安全性についての誤解が一部で広まっているようなので。 ○心理的安全性とその背景まず心理的安全性が近年注目された背景です。 これはGoogleの研究プロジェクト「Project Aristotle」の中で、パフォーマンスの高いチームに共通する「最も影響の大きな要因」として挙げられた事に端を発しています。 ※Googleの分析では心理的安全性の他に相

      • 【書評】【クレーム対応の教科書】

        「自分にそこまでの非は無いと思うんだけど、何故か度を越えた要求を突きつけられててヤバイ」 「最初は大したこと無かったように見えたんだけど、いつの間にかこじれてしまってどうしよう」 「けんか腰のぶっ飛んだ人達に絡まれてしまった」 そういった悩みを抱えていたり、具体的な場面に出くわすことを心配している人達向けの本になります。 本書では正当な要求をしているお客様(ホワイトな人達)が拗れないように対応する事を念頭に 金品等が目的のプロクレーマー(ブラックな人達)に対する動き方や

        • 【書評】【読みトレ】

          「簡潔に書けと言われるんだけど、どうも上手くまとめられない」 「参考資料やフォーマットはあって、少し作文すればOKなんだけど、その”少し”が書けない」 そんな悩みを持つ人にオススメの一冊です。 本書で掲げられている主題は読解力の向上・読む力のトレーニングなのですが これが素晴らしい事に、文章を書く際にも十分に役に立つ内容となっているのです。 例えば、本書で取り上げている「文章から読み取って整理した要点」というのは、冒頭で挙げた悩みである「簡潔に述べた内容」に当たります。

        【雑記】対話の価値と落とし所を作るには

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        • 書評:面白かった本のご紹介
          7本

        記事

          つぶやきテストもかねて書籍メモ ○最高の結果を出すKPIマネジメント https://amzn.to/2Tu6kFw ○最高の結果を出すKPI実践ノート https://amzn.to/34vz8zA

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          【メモ】ベルセルクについて

          ガッツにとっては、これでよかったのかもしれない。 体は満身創痍(色覚・味覚の障害、視野狭窄、過酷なストレスで白髪化)だし、このまま進むのであればかつての親友と刃を交えることになる。 リッケルトだからこそ決別はビンタで済んだけど、蝕の直接的な当事者であるガッツはそうもいかない。別れですら決闘だったんだから。 つまりこのまま進むという事は、フィジカル・メンタル双方の限界を迎えることを意味する。そして引き換えに何かを失う事はあっても、得るものは恐らくない。 実のところ、グリフ

          【メモ】ベルセルクについて

          【書評】【ビジネス新・教養講座 企業経営の教科書】

          サラリーマン生活を続けていると、仕事仲間から一度は『ウチの会社は問題だ』的な愚痴って出てきますよね。 酒の肴的な笑い話から割とシャレにならない話まで幅広い話題ではありますが、枝葉の単位で考える事はあっても企業全体で考えた時どうなんだろうというのは、案外考えたことが無かったりするのではないでしょうか。 勿論自分はあくまで何かしらの担当者でしかないのだから、自分の仕事に直接的に関わらない部分を考える事はあまり無いとは思います。必須でも無いですしね。 しかし企業が大きな組織であ

          【書評】【ビジネス新・教養講座 企業経営の教科書】

          【書評】【Business Model Generation】+α

          昔に買った本ですが、たまたま引っ張り出す機会があり、やっぱり良書だと思ったのでご紹介。 本書はスイスのAlexander Osterwalderという人が提唱した「ビジネスモデルキャンバス」というフレームワークの解説書的なものです。 それもただ単にフレームワークの説明をするだけに留まらず、有名企業のビジネスモデルを落とし込んだ例と解説、ビジネスを取り巻く環境の分析から、ビジネスモデルをどのように評価するかといったところまで、図表を使いながら幅広く解説しています。 起業や新

          【書評】【Business Model Generation】+α

          【書評】【ファシリテーションの教科書】

          せっかく会議の場を設けたのに「伝えたつもり」「わかったつもり」「合意したつもり」になっていて理解しあえていない、合意形成がきちんとできない。そんな課題の解決を図るための具体的な方法論をまとめた一冊です。 例えば、問題が出た時は何かと「なぜそうなったんだ!」と叫ばれがちですが、いきなりそこを論じても話がかみ合わず進まない、というのは多くの人が経験してきたと思います。 実は、このなぜ(Why)の話というのは、その前提として目指す姿(What)は何か、理想と現実の差・問題はどこに

          【書評】【ファシリテーションの教科書】

          【書評】【ワーク・ルールズ!】

          著者のラズロ・ボック氏はGoogleに15年に渡って務め、その優秀な人達を扱う人事システムを設計・進化させてきた凄い人。そんな凄い人がGoogleで得られた知見をまとめたのがこの一冊です。 言及されている内容も幅広く、採用はどうするか、業績評価の制度設計はどうするかといった所謂人事部のお仕事的な話から、チームのパフォーマンスを上げるための取り組みや人材育成、メンバーの評価方法など現場での話に至るまで、会社としての取り組みが一貫して語られています。 読んでいく上で個人的に面

          【書評】【ワーク・ルールズ!】

          IT業界30代の仲間達に贈る話

          先日同業の人達と話していた時に、皆の悩みやらを色々聞く機会があり 今業界でしんどい思いをしている当事者に向けた話をと思い いくつか思うところを整理してみました。 ちなみにトップ層でキラキラしている人達向けてではなく イマイチうだつが上がらない同志諸君へ向けた応援となります。 こういった話は年齢で大分変わる話だと思うので 今回は30代向けの過ごし方という事で。 1.現状整理何事もまずは現状を正しく認識することが大切です。 個人個人で事情に差はありますが、概ね共通しそうな話を

          IT業界30代の仲間達に贈る話

          IT業界四方山話

          IT業界を批判的に書いたnoteがイチャモンつけられてしまったそうで。 業界に長く居る身として、何か書いた方がいい気がして筆を取りました。 例え一面的だろうが、批判は批判で、事実は事実として、そうですねって、受け止めればいいのにね。 「ウチは違う!」ならそれでいいじゃないですか。 1.IT業界のブラックさの由来について 個人的に理由を挙げるとするなら、大きくは三つあります。 ①.技術の発達に対応できる人が少ない 仕事道具がちょっと変わった、とかでは済まないレベルで技術が発

          IT業界四方山話

          ワールドトリガー考察:遊真はラストで割と元気になる説

          まずはワールドトリガー連載再開、本当に本当におめでとうございます。 https://twitter.com/W_Trigger_off/status/1051638307354890240 嬉しさのあまり朝から興奮が抑えきれないレベルなのですが ファンとして何か楽しい妄想でも一発かまそうと思い 勢いでつらつらと書きました。書いてしまいました。 というわけで考察「遊真はラストで割と元気になる説」です。 はじめに:遊真は今も瀕死の重傷らしいそもそもワールドトリガーにおける遊

          ワールドトリガー考察:遊真はラストで割と元気になる説