ベーシックインカムと”公務員制度”

ベーシックインカムが仮に導入されたら、こんなことが起きそうだ的妄想を書きます。

”公務員制度”。日本国民となり、成人から ”労働引退年齢” に達するまでの間、5年間は公務員に就くことが義務付けられます。どの公務に就くかは希望を最優先しますが、国の配分計画との合わせ込みも行われます。

防衛・外務・公安・司法・中央行政にはじまり、自治・厚生・医療・福祉・インフラ国土改善・教育など、様々な公務の仕事に就くのです。そして、職業公務員からの指示により公務員として働くことになります。

職業公務員は、管理職や専門職に分かれ、継続して国や自治体や公共団体のために働く職業となります。

今の裁判員制度のように、公に参画する機会を得る制度となります。これにより、”公務は任せっきりの民間” から脱し、”お互い様のベーシックインカム” を醸成することを目指します。

任用期間が終われば、職業公務員へ進むもよし、民間に戻るもよし、となります。ふたたび、民間で ”努力した分だけ生活の質を向上させる” ことができるのです。一方、5年間で培った経験を継続的に自身の職業として能力を伸ばしていく選択肢もあるわけです。

ベーシックインカムは互助が基本。そのための ”公(おおやけ)” をどのように意識づけるかが課題となります。この社会は、資本主義でもあり社会主義でもあり、人と人の間を取り持つ仕組みでもあります。

貧困のない自由で平等で開かれた社会。ありえないかもしれませんが、誰でも妄想はできます。わたしはベーシックインカムで妄想しましたが、皆さまはどんな妄想を抱いていますか? 具現化できる時代が来ることを願いつつ・・・。



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