5Gの棲み分け。ローカルか広域か。

光回線を所有している企業は、回線の末端から「ローカル5G」の世界を展開できますね。NTT東西やケーブルテレビや電力各社など。

一方、携帯事業者は広域に5Gを展開します。これは、広域に移動する利用者に便益をもたらしますね。自動運転などは注目分野となります。

ローカル5Gは「遅延のない遠隔操作」に強みがありますから、工場や医療現場などで威力を発揮する事でしょう。では、ローカルの密度が上がり、隣接するローカル5G同士で切り替えがスムーズに行われるとしたら・・・ひょっとすると、疑似広域利用が可能になるのかもしれません。

こうなると、携帯事業者のメリットに抵触してきますから、市場は活気を帯びるのでしょう。さて、どんなサービスがでてきますやら。楽しみであります。5G参入業者さんにとっては、厳しくもやりがいのある事業となるのでしょう。

このインフラの推移を見越して、様々な分野の企業さんが ”進化” を遂げようとしのぎを削っています。人工知能と合わせた ”事業の能力向上” が図られることでしょう。そうしなければ、ライバルに追い越されてしまいますから。

あるところで ”猛烈な競争” が起こって、その先で ”棲み分け” がなんとなく確定するのでしょう。自身のテリトリィを確保するために、まだまだ、ご苦労が絶えません。



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