需要と供給があるかぎり、海賊版問題

そりゃ、ただで楽しもうとする輩がいる限り、海賊は出続けますわな。ブロッキングされればされるほど、海賊は燃えるのです。だから、いたちごっこ。それを、タダを楽しむ「不逞な輩」は手を叩いて喜んでみているわけです。

最初から結論はわかっているはず。「不逞な輩」を退治すること。そのために何をすべきかを議論する事。今、それをやってますか?

これは、私の視点ですが、グーグルやフェイスブックは無料を助長しましたね。これは、タダ信奉を消費者にあまねく広げてしまった。広告収入で著作物の無料化。一度、タダで楽しめるとなればタダ以外は魅力がない。消費を促すためにはタダになる仕掛けを競い合うように発明し、挙句、海賊版まがいとなっていく。

これでは著作物で生活できるように頑張る人は減っていきます。何かで生計を立てながら、著作を産み出していく。「いままでにも、そうやってきたじゃないか。」というけれど、著作者には「集中」が何より大切で、生活に時間を割いていると ”創造” が降臨してこないのです。だから、著作に没頭する環境が必要で、だから、報酬が必要。タダでは、 ”創造” を見出すことができないのです。よって、タダで優れた著作物を楽しみたい人は、損をすることになります。

みんなが損しない社会にしていきましょう。だから、きちんと買いましょう。供給する人も需要するひとも、お金の流れをしっかりつくりましょう。お金が流れやすい仕組みと仕掛けを工夫しましょう。かの有識者会議(懐疑?)には、そういう ”議論” が欲しいわけです。


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