”水増し信用” で、溺れる日

「やすいよ、やすいよぉ、金利が安いよー!、さぁ、借りた借りた!」

八百屋さんの掛け声よろしく、借金が増えます。そこに ”信用” は、介在しない。なんとなく、近所のよしみで借りてみる。そこそこに使えるから、まぁ、あんまり急がなくても済む買い物をしてみる。

なんだか、新しいことをしなければ ”世間体が悪い” ので、”テケテケベンチャー” を奏でてみる。となりとの ”拍子合わせ” で打ち合わせが上手く行かず、ばらばらに演じてみたら ”拍子抜け” しちゃって、間抜けな感じ。”テケテケベンチャーでひと儲け” をもくろんで腰が引けたら元通り。でも、借金は残るのです。

お隣も借金してるから、借金の水位は増すばかり。気が付いたら、口元まで上がってきてきたから、あわてて、栓を抜く。一気に、引いていくので、今まで浮遊感に浸っていたカラダが、”超” 重くなり体が動かない。濡れた借金の体は、乾く事もなく、体温を奪っていく・・・。

*****

隣近所のよしみで ”借金” したら、重い病にかかったという、昭和な寸劇を妄想してみました。

「ありえへん」から、ダイジョウブ・・・。のはず(笑)・・・なのですが。


#COMEMO #NIKKEI

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?