美学か生き残りか、リストラの真髄
どんな形状になろうとも生き残ること。
多少の汚点があろうとも、それが美に通ずるなら許容する。
「当初、思っていたことと違う事象が発生」したとき、何に重きを置くのかで、その後が違ってくるのでしょう。
数パーセントの不明瞭が、大企業であれば命取りとなります。だから、生き残るために、明瞭な利益を追う。結果、事業体としては当初とは全く違う企業となることもあります。
一方、数パーセントの不明瞭があらたな美を呼び寄せることもあります。美(ひとつの業の価値)を追求する企業では、事業体を維持したまま価値を変えていきます。
ともに「再構築」という括りの中で、何を追い求めるのかで悩むところかもしれません。
一説では、「・・・善または悪の業を作ると、因果の道理によってそれ相応の楽または苦の報い(果報)が生じる・・・」とありました。何が善で悪なのか。業を成している間はわからず、果報が見えたところで、ハッと、気づくのでしょう。
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