漏洩って、なんだろう

「秘密の情報をだれよりも早く入手して利益を確保する」ということに繋がる行為なのでしょう。

では、なぜ、いけないのか。「ルール違反だから」ということ・・・。

というのは、だれよりも早く情報を得るのは ”本能” なので、これを罰するわけにはいきません。けれど、「秘密」を共有する仲間に対する「裏切り」となれば、仲間から制裁を受けることになります。

では、「秘密を共有する仲間」とは、どの範囲なのでしょう。この範囲が明確でなければ、”秘密が漏れる” という現象にならないのです。

秘密とは何でしょう。仲間が危険にさらされる ”情報” を保持し開示しないという事だとすれば、開示した時点で、危険にさらされることは覚悟の上という事です。それは、仲間同士で身を護る手立てが整っているという証拠でもあります。

それって、仲間以外から見れば、「ずるい」にならないでしょうか。秘密を共有した集団だけが生き残れる・・・。

上記のように妄想してみました。ルールがなければ、私は生き残れない。けれど、わたしの「仲間」はどの範囲でしょうか。どんな「秘密」を共有し、互いに護りあっているのでしょうか。私は、その共有している秘密を知らされているのでしょうか。

なんとなく、仲間外れの疎外感から離れなれないのです。


#COMEMO #NIKKEI

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