加速する? ”ガソリンよ、さようなら”

一気に ”電気自動車” や ”水素燃料電池車” に移行しないのが現実。簡単には ガソリンに ”さようなら” は、言えないのでしょう。

けれども、イランに対するアメリカ合衆国の仕打ちを考えれば、石油に頼ってもいられないのが、喫緊の政治課題。

アメリカ合衆国は、「石油ギレ」の問題は国内油田の隆盛で解決済み。だから、イスラエルの後押し的 ”中東大義” で、イランを叩きにかかります。サウジアラビアも糸を引く。

「石油ギレ」がシャレにならないのは、消費大国中国と日本。輸入に力を注ぐか、消費を抑えるかのどちら。輸入に力を注ぐ = シーレーン防衛 に力点を置くという事。アメリカ合衆国の大義的 ”イラン包囲網への踏み絵” を 踏むか。それとも、イランとの友好を深めて、”イランによるシーレーン保障” を引っ張り出すか。中国は、後者となるのでしょう。

ペルシャ湾で、シーレーン保障合戦が始まる予感。どちらにつくか。どちらにもつかずに、単独で保障を熟すか。それよりも、石油に頼らない経済を大至急拵えるか。急いで判断して行動しないと、日本は孤立してしまうことになりそうです。

#COMEMO #NIKKEI

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?