見出し画像

地球儀を俯瞰する

世界の動きを見つめ、日本のビジョンを語る、国内唯一の外交専門誌。外務省が発行する「外交」のウェブ版「外交WEB」の記事を、昨年の3月から読み続けています。

新型コロナ対策、ワクチンについて、専門家の見解はこれらに書かれていますが、ニュースにならないので、あまり知られていないですね。NPでは私以外、外交WEBに関して誰もコメントで触れていません。是非とも一読を。ちなみに安倍前総理のインタビュー記事もあります。次回最終回、5月末公開です。


★ 正しいリスク評価と公平なワクチン分配を
-国際協力体制を再構築できるか
田代眞人(国立感染症研究所)
http://www.gaiko-web.jp/test/wp-content/uploads/2021/03/Vol66_p24-28_asking_the_infectious_disease_expert.pdf

尾身会長を筆頭に、SARSなど海外でのこれまでの感染症対策で培われた経験から、今回の新型コロナをどう対応するか、専門家としての助言がなされています。その辺りは、1年前の外交WEBの記事が参考になります。

★ 感染症が問う人類史的課題
-パンデミックにどう立ち向かうか
尾身茂(厚生労働省)
http://www.gaiko-web.jp/test/wp-content/uploads/2020/03/Vol60_p6-11_interview.pdf

そして政府は「地球儀を俯瞰する外交」を掲げた安倍政権。日本は世界的な問題に発展することを早期からリスクと捉え、戦略的に対応されていると思っています。

世界を俯瞰した日本のワクチン戦略。

「乗客に日本人はいませんでした」という感覚では、他国から持ち込まれるリスクは永遠に解決できません。

ただし、変異株の脅威は想定外だったようです。昨年末公開の記事では、前回の緊急事態宣言は「最後の闘い」という意識で、感染拡大を防ぐ思いだったようです。

★ 新型コロナ制圧に何が必要か
-不断のリスク判断、ワクチン、そして新しい国際協力
尾身 茂(新型コロナウイルス感染症対策分科会会長)
http://www.gaiko-web.jp/test/wp-content/uploads/2021/01/Vol65_p14-18_special_interview.pdf


[2021.04.24投稿]いいね:36


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?