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「夜に駆ける」Ⅳ

数字のニュースですが、数字に関することは詳しい方にお任せし、今日は「夜遊び」についてコメントします。


ダークな歌詞なのに透明感のある声と疾走感のあるポップな曲調で話題となった、YOASOBIのデビュー曲「夜に駆ける」。

「恋愛小説三部作」の第1章として、曲だけを聴けば男女の価値観の違いや分かり合えないモヤモヤを歌にしたような印象ですが、原作となった小説「タナトスの誘惑」を読むとガラリと印象が変わります。わかりにくいMVをどう解釈するのか、ネット上でも盛り上がりました。

2019年12月のリリースですが、今日はエイプリル・フールということで、コロナ禍の今、作られたと仮定し、勝手に解釈(妄想)してみました。


「いつだってチックタックと」時間に追われ、効率化が求められる世界で、目の前に飛び込んでくる速報のニュース、要約された情報に振り回される世論。

〇〇が悪い、〇〇のせいという「心無い言葉」や「うるさい声」に振り回される日常。

こんな自分の目線で「用意した言葉」では
相手に「どれも届かない」
相手の見ているものは、まだ見えていません。

相手の目線で物事を見つめて言葉を発した時
「君は初めて笑った」つまり、
"やっと意図を理解したか"と示した。

「騒がしい日々に笑えなくなっていた」
麻生節をユーモアと受け止められない程に。

相手の言葉・意図を理解できた時に
「染み付いた霧が晴れ」
ものごとの前提や理解が一気に覆る。
相手の見ているものが見えるようになる。

様々な施策の理由(why)がわかれば
何をするか(what)は人に言われて動くのではなく、自分で考えられる。

自分の内側から「駆け出していく」
前に進むためのエネルギーが生まれる。



そもそも、彼女は何に対して絶望していたのでしょうか。少なくとも2人の関係ではないことは確かですよね。


[2021.04.01投稿]いいね:8


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