ダークマターに関する一考察

【ダークマター】を

「宇宙は高次元の時空に埋め込まれた膜のようなもの」

とする『ブレーンワールド』と呼ばれる理論を駆使して説明する理論が
ヨーロッパの物理学誌「European Physical Journal」に掲載されました

『ブレーンワールド』では

標準模型の素粒子の相互作用は
4次元世界面に閉じ込められ
重力だけが
5次元目以降の余剰次元に
移動できるとされています

研究チームはブレーンワールドを説明するモデルの1つである

「ランドール=サンドラム模型」や

湯川秀樹によって提唱された
素粒子の相互作用「湯川相互作用」といったモデルを用いて

「『フェルミ粒子』と呼ばれる素粒子の中に
5次元に移動できるものが存在すればその素粒子こそがダークマターである」
という理論を導き出しました


これは例のリサ・ランドール氏の提唱する
「5次元宇宙」の話しとはリンクしていないようで
超弦理論の11次元と
ランドール氏の5次元というのがどう繋がるのかはいまのところ不明です

現在の物理学のカオス感が最高ですね

1次元は点
2次元は線
3次元は空間
4次元は空間に時間軸と言われています
5次元は何なんでしょうね

『時間』や『空間』の概念の再定義が必要なのかもしれません

エネルギーに関しても同様のことが言えます

この次元に関する根底の考え方をひっくり返せたら楽しいと考えています

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?