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オハラ☆ブレイクから自転車旅

2019年の夏、猪苗代湖畔で開催される音楽フェス・オハラ☆ブレイクへ行ってきた。
音楽好き・ロック好きを自認する僕ですが、こんなロックフェスは初参加でした。

8/9〜11日の開催予定だったのですが、8/9は前日の竜巻のような突風のために会場がかなり破壊されてしまい中止となってしまいました。

8/9から休みを取っていた僕は、朝から自転車屋さんで、タイヤの外し方を学ぶなど、いろいろ準備して昼頃に自転車を輪行する形で千葉を発ち、18時頃に会津若松に着。
ホテルへチェックインしてから会津若松の友達と合流し、何軒か満員で街を彷徨った後、「地酒案内処 會津蔵武」へ。
ここでは、サメの煮付け、こづゆなど、會津の食を美味しくいただいた。他にもトマトおでん、地鶏とりわさ、焼き茄子も美味しく、標葉にごりなどの日本酒も美味しくいただいた。

その後、「時さえ忘れて」というバーへ移動し、「暑い時に涼しくなる甘くないお酒」という我儘なオーダーをして出してもらったスダチ&ジンを美味しくいただく。
贅沢に入れられたスダチの酸味が効いていて、飲めば飲むほど涼しくなるような気がするが、飲めば飲むほど酔っ払う危険なお酒でもある。

翌日は、「時さえ忘れて」で、『自転車で行くのはかなり無茶だって』『標高差がかなりあるから、登り坂が続くよ』などと言われながらも、『小4の頃に、チャリで6時間ぐらいかけて行った』という声もあった会津若松から猪苗代湖へ自転車で。
暑さが気になるので、朝の8時頃には出発。
たしかにキツイ坂を何度か乗り越えて、猪苗代で食べたソースカツ丼を食べるのがキツイぐらいには軽い熱中症になっていたかもしれない。

オハラ☆ブレイクは、猪苗代湖横のメインステージと猪苗代湖をバックにした木陰にあるステージの構成。
木陰のステージはアコースティック構成が多く、アーティストにすごく近い距離で座って見れる感じ。
そんな緩さが売りのフェスらしい。

初日が中止になった2日目は、GLIM SPANKY、怒髪天、チバユウスケ、TOSHI-LOWのステージでのチャボなんかを楽しませてもらった。
中でも、高校生の頃から好きだったSIONを初めて観れた。それも、木陰のステージの最前列・SIONから3メートルも離れていないところで。
もう圧巻だった、最高だった。好きになってよかった。

3日目には、初めて聴いたパイナップルひとりウェイ、藤井風から、内田勘太郎が病欠の代わりに菅間将輝が一曲歌ったブラフ団、Dr.Kyonも入った佐野元春バンド、ソロでの宮本浩次、そして渋滞で遅れてきた田島貴男なんかを楽しんだ。
朝からいれたこともあり、途中で猪苗代湖で泳いだり、清志郎の絵画を眺めたりと、緩いフェス感を存分に楽しめた。

オハラ☆ブレイクが終わってから、会津若松でまた飲むのか、そのまま帰るのかはかなり悩んだけど、結局、田島貴男のステージの途中でチャリンコにまたがり帰ることに。
晩御飯は、途中でラーメンでも食べればいいやと猪苗代湖の東をグルッと回り、白河村へ向かうルートを走り出したが、出てすぐに見かけた後はコンビニさえない道のり。
どんどん道は暗くなるし、霧雨だった雨が小降りからだんだん激しくなってくる。
下り道でのクネクネ道も続き、後ろからやってきたクルマのおじちゃんに「チカチカするの付いてねーと、見えねぇ。後ろから突っ込まれんど」と言われたりとかも。
峠を越えるらしき登り坂のトンネルと下り坂のトンネルを越えたところで、雨も激しいし、これから続くだろう下り道はこの暗さとチカチカ無しでは危険と判断して、道路横の退避場所でテント泊。
お腹も空いていたけど、残ってたお菓子とワインの晩御飯を終え、「熊とか出たら怖いな…」と思いつつ就寝。

何度か目覚めたけど、6時には雨も止んだため、出発。
天栄村から白河市へ抜け、そこからかなり迷ってしまったけど、昼頃には那須高原の黒磯着。
「時さえ忘れて」で、ご一緒したお姉さん達が黒磯のパン屋で働いてるよと聞いたので、パン屋さんを覗いてから、お蕎麦屋さんでお昼ご飯。

ただ、昼ごはん食べてからの道のりは、午後になって陽射しはキツくなるし、高原から平地の国道沿いになるしで、暑くてキツかった。
どこかで一泊して千葉まで自転車で帰る手もあったけど、翌日の道のりはさらに都心で暑くなるだろうからと、宇都宮駅でストップ。大勢の人が並んでいたので、餃子も諦めて、宇都宮駅からまた輪行で千葉へ帰宅。宇都宮からだと、東京乗り換えの一回乗り換えで帰れるので、時間はかかるけど、楽だった。
そんなオハラ☆ブレイクからの自転車旅でした。

8/11-12のルートはこんな感じ。

#自転車 #サイクリング #オハラブレイク #会津若松 #會津 #猪苗代湖

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