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乃木坂配信中の全国の坂のつく駅名にポスターを貼りに行く動画が好きだという話

乃木坂配信中で、全国の「坂」のつく駅名にポスターを貼りに行く動画がある。
私はこの動画がとんでもなく好きだ。(って言っても多分10回ぐらいしか見てないが)
理由は大きく分けて3つある。
①自撮りである事
②プライベート感が垣間見える所
③ロケである事

まず「①自撮りである事」の何が良いかと言うと、主観的であるという事。
スマホでの自撮りをする事によって視聴者視点に立つとあたかも自分が隣にいるような感覚になる。
スタジオでプロのカメラマンの撮った映像の方がもちろんクオリティが高いのは分かっているが、客観性が高くなるから
味気なくなる部分は出てくるし、物やシチュエーションによっては主観性や共有性の方が大事になってくると思う。
まさに今回のような場合がこれに該当する。
あとはメンバー視点じゃないと撮れない「絵」がある。綺麗な写真を撮るならプロが勝るが、
良い(ここでは各メンバーの特徴を取られたものと定義)写真を撮るなら関係値の深い間柄でないと撮れない。
これらを可能にしたのはiPhoneを始めとするスマホやその他の周辺デバイスの進歩によるものだと思う。
この動画でも使われているのは、iPhoneと自撮り棒だけだ。それでこの解像度が出せるのは技術の進歩に他ならない。

次に「②プライベート感が垣間見える所」を話していくと、従来のアイドルというのは完成形の提供だったと思う。
だから昭和のアイドルなんかでは「アイドルはオナラしません」や「好きな食べ物はいちごです」的な。
よって、プライベート要素はある意味NG要素の一つだった。
ましてや乃木坂は清楚を売りにしているグループだと思っている。
そういったグループがあえてプライベート要素を展開する事で共感性を得る事が出来る。
例えばめちゃくちゃ美味しいポテトチップスがあったとして、この商品の美味しさだけでも十分バカ売れしているが、
そこに更にこのポテトチップスが出来た背景には農家さんが丹精込めてじゃがいもを作って、工場でも徹底的に品質管理されていて〜みたいな事だ。
また一般的な女の子と同じ部分を見せる事で同性のファンも増やしやすいのだと思う。

そして最後に「③ロケである事」は単純で、
握手会の要素と同じで、会える・身近にいるという事を感じさせる事が出来るからだ。
想像上のものでなく、感覚として捉えやすくする事で更に推したいという気持ちを増幅させていると思う。
あとは近年のご時世柄、思いっきり外に出にくいという状況の中、屋外の映像を見るとシンプルに気持ちがいい。

以上の3点の事から乃木坂配信中の推し動画を「女子三人旅 全国ポスター貼り 坂駅」として提案させて頂きたいと思います。

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