夏嶺 (なつね)
色んな詩。たまに短歌とか。
あった事とか思った事とか。
掌編置き場
分類保留のやつ置き場
誰よりも現実の中で足掻いてる夜明けの星に手を伸ばす君 #短歌
頬熱し除夜の鐘聞く夜外来 #俳句
スマホの顔面キャッチを回避して勇者になった気分の深夜 短歌
足元をスマートフォンで照らし往く明日という名の何もない闇 #短歌
中3の私の怒りを覚えてる幼く深く真摯な怒り #短歌
寄せ合った祖父の肩腕思い出すあれは葬儀の半月ほど前 #短歌
そういえばそういうこともあったっけそういやあなたはもういないひと #短歌
プシュケ舞う在りし日のよに野に畑に
明日には灰になる人知りながら声をかけずにおれぬ納棺
モノ語る夢の端から覚めやらぬ爪の隙間に潜むキラキラ 禺伝 矛盾源氏物語 を見てきました
今何か掴んだんです大切な事だったんです心にとって
降りしきる雪も止まって見えるよな誘導係のおじさんと鳥
寂しさは秋の寒さによく似てる我楽多だらけの伽藍堂では #短歌
とりどりの色をボウルに汲みまして 夏が来ました 夏が来ました
月の無い夜空に頭を投げ出して異世界転生したみたいだわ
凡愚たる我が身呪えど父母の声を思へば苦しかること