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vol.8 WB 雰囲気をつかさどるホワイトバランス

みなさんが日常生活で見ている「白」という色。
実は、白色にも色があるんですよ。

白色と聞いたら、この文字の後ろ側にもある通り、白色ですよね。ただ、この白色という色、周りの環境によって実は変わってるんです。

夕方、オレンジ色に染まる教室で、机の上に置いたルーズリーフの白。
快晴の下、道端に咲く白色の花。
職場で見る書類の色。

生活にある、全ての白色は全て同じ色ではないのです。
光源によって、白色は白色ではなくなっているんです。

夕暮れに見ればちょっとオレンジ、蛍光灯の下ならば少し青白い。
と言った感じに、色には「色温度」という定義があり、数値で決まっています。

写真で撮る際に、この白色を統一するために、基準の「白」に戻してあげる装置、それがWB(ホワイトバランス)と言います。

基本の「白色」に戻してあげるのであれば、晴天下で撮るなら晴天(色温度ではおよそ5500K)、蛍光灯の下ならば蛍光灯(およそ4000K)などに設定してあげれば、基本の白色に戻して撮影してくれます。

ただ、これをうまく使うことで写真でしか撮れない、雰囲気を変えた写真を作り出すこともできます。

普段は空は真っ黒ですが、ホワイトバランスを青っぽい(色温度であれば6000k程度)設定にすれば、このような宇宙感ただよう写真が撮れます。

PCとか、スマホで現像するよって人は基本AWB(オートホワイトバランス)でいいかと思います。RAWデータで撮影していればその辺は現像時になんとでも変更ができちゃいます。
(RAWデータ、現像はまた別のnoteに載せる予定です)

ホワイトバランスは、写真の雰囲気を簡単にガラッと変えれる機能です。
ぜひ、おためしあれ。

#写真
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