50の手習い(StreetFighterV)

今から30余年前、スーパーファミコンソフトとして売られていたStreetFighterII、StreetFighterII Turboに熱中しました。全部のキャラでCPU最強をクリアしましたが、対人では全勝・楽勝とは行かず上級者手前だったかと思います。当時はケンとバルログとたまにザンギエフを主に使っていました。コントローラーがバカになり、指にタコができるくらい昇龍拳やスクリューパイルドライバーの練習をしたことを思い出します。

時は流れ令和になり、StreetFighterシリーズのことはすっかり忘れていましたが、ひょんなことからYou Tubeを見ていたら、StreetFighterリーグがライブで配信されていました。格闘ゲームがe-Sportsとして市民権を得ていることは知っていましたが実際に見るのは初めてで、偶然とはいえグッドタイミングで見るチャンスに恵まれました。私が見たのは第一日第一節からではなくて、界隈で話題になったウメハラ対ときど戦のあった第三日第二節であったのもなにかの縁だったのかもしれません。その時はプロ選手の名前は誰も知らなかったこともあり、とてもフラットにみることができました。後で調べたら、このお二方はStreetFighterの頂点であるということで、本当にグッドタイミングだったと思います。

ああいう熱い戦いを見た後は、やり始めるのは当然の流れで、私も早速SteamからPC版を購入し、いくつか追加コスチュームも購入したりしました。最初はプログラミングのテスト用に使っていた(筆者は現役プログラマ)ゲームパットを使っていましたが、
・昇龍拳が全く出ない
・ましてやスクリューパイルドライバーも出ない
・バルログの操作が全く違うものとなっていた

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など戸惑うことばかりでした(笑)。しばらくして、昇龍拳は出るようになりましたが、スクリューパイルドライバーは出たり出なかったりという感じでした。

その後、いろいろ調べてみるとアーケードコントローラーや、ヒットボックスなどというものを使う人がいるというのを目にし、ヒットボックスなら自分で作れるだろうと自作もしてしまうくらい入れ込んでおります。

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ヒットボックスは上(ジャンプボタン)をどこで押すのかが肝で、右手親指で押すのが良いだろうという結論になりました。上図は試作品でいろいろなところにボタンを設置して、どこが一番押しやすいのかを試しているものです。人によって手の大きさ、指の長さ、関節の柔らかさがちがうので、既製品だと自分の押しやすい位置にボタンがあるとは限らなくなります。自作というのはそれをクリアするのに必要なのかなと。

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それらも併せ、ある程度自由にキャラを操ることができるようになるまで、昨年いっぱいはトレーニングモードで練習をし、約600時間経過しました。実はほとんど立ち上げっぱなしにしているので、実際にストVを動かしていたのは半分くらいの時間と思います。それで自分がどれくらいの位置にいけるのかを、年が明けてから試してみようと思います。