【vol.10読書記録】神様の願いごと/沖田円

読むと不思議と映像が頭に浮かんで。

神様の常葉が笑いかけてくる、
映画が頭の中で流れているような、
不思議な感覚になる本。

ファンタジックなストーリーだけど、
主人公の女の子は至って普通の
平凡な女の子だからこそ生まれる
距離感なのかもしれない。

何の取り柄もない自分だから無理だって。
心に宿った夢も、気づかない内に
なかったことにしてしまうー。

大きな夢を持った才能ある友達が
眩しすぎていつの間にか
手を振れなくなる感覚、

分かるなー。

隣にいたはずの人が自分とはどんどん
離れた場所に行ってしまう感覚も。


でもそれは確かに自分の中に
叶えたい夢があるからこそ
なのかもしれないね。



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