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人生最大の病(内臓系)

小学校4年の時、次の日にどうしても行きたくない授業(家庭科)があり、明日はズル休みをしたいと思いました。

日頃からよく腹痛で休んでいたので、当日の朝、親に「今日お腹が痛い」と言って、ズル休みを取得。

母親は

「お腹が痛いなら病院に行かなきゃね」

と言うので、よりリアルな演技をして、自分はお腹が痛いと暗示をかけ続け、具合の悪いふりをして病院へ向かいました。


血液検査をされ、その場で

「白血球の数値が高く、危ないよ」

と伝えられたため、1日入院することとなりました。(※仮病です)


診断の後、抗生物質を打たれ、先生から

「明日の朝、数値が下がっていなかったら盲腸の手術をするからね」

と言い渡され、仮病が本物の病気と診断されたことに死ぬほど焦りました。


その日の夜は寝付けず。

ただひたすらに「腹痛よ治れ」と願い続けました。(痛くないけど💦


次の日の朝検査をしてみると、白血球は全く通常の数値に戻っていて、無事に退院できました。


全く痛みなどなく思い込みで言い聞かせたものの、体は本当に反応してしまったようです。

そして今度は治れと言い聞かせたところ、本当に治りました。


人は気持ち次第で、体をも変えることが出来てしまう。

現実でもそれは全く同じで、ポジティブに思えば物事がうまく行き、ネガティブに思えばうまく行かない。


人間とはそう言う生き物なのだと、子供ながらに思いました。

そしてそれは、真理なのだと大人になっても思い続けています。

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