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ウェルビーイングはどこにあるかわからない

私は1人で過ごす時間が大好きだ。人と過ごす時間も楽しいが、エネルギーを消耗する。人が嫌いという訳ではない。

昔、オードリーの若林さんが「オードリーのオールナイトニッポン」でHPが減る仕事とMPが減る仕事について話していた。HPが減るのは、体力的に消費することを指しており、MPが減るのは、精神的に消費することを指している。詳しくはこちらのブログを。

HPとMPで表現すると、人といることはMPを消費する活動にあたる。社会で生活する大人である以上、避けては通れない。

コロナの産物

MPの生産活動のひとつとして、カラオケがあった。音楽と踊ることが好きなので、カラオケの2時間コースで復活することができていた。2020年初旬、コロナが直撃して、カラオケに行けなくなった。どうしよう。

そこで出会ったのが、狩野英孝さんのYouTubeチャンネル「EIKO! GO!」だった。特に、狩野さんのDead by Daylight実況が面白すぎて、毎日のように見ていた。そうすると、おすすめとして他のゲーム実況者さんが並ぶようになり、色んな方のDead by Daylightのプレイ動画を見るようになった。

柏木べるくらさんから始まり、あっさりしょこさんちくのぼさんフルコンさんSPYGEAさんなど、見る実況者さんが増えていき、見るゲームもDead by Daylightに限らずFPS系やストラテジー系と増えていった。何なら、自分も相当ゲームをやるようになった。APEXでチャンピオンになった時には泣いたくらいハマっていた。

オンラインで2人プレイをしていた

実況者さんを応援してMPを生産する

気づけば、毎日YouTube、OPENREC、Twitchなどを徘徊し、朝起きて1本、ランチの後の1本、夕飯の後は寝るまで見続けるようになっていた。むしろ、寝る時は実況者さんの動画を見て寝落ちをしていた。素晴らしいプレイを見ると、自分も上手くなりたいと思ったし、面白い動画は単純に笑えてストレスが解消できた。

実況者さんの動画は見るだけではなく、ライブ配信やネット番組を見るようになり、コロナがあけてから開催されたオフラインイベントにも足を運ぶようになった。グッズも買った。たまにスーパーチャット(通称:スパチャ)も送り、好きな実況者さんの誕生日や周年イベントにコメントを送るようになった。

オフラインイベントへ

ベッドに横になりながら、好きな実況者さんの動画を見ていいねボタンを押している時間が、私の1番リラックスできる場所になった。たまに自分でもプレイして良い結果が出た時には、やる気も出た。

ゲーム実況が、自分のMPを生産する場所になっていた。

「ゲーム実況なんて」と言っていた頃

夫はゲームが好きで、昔からゲーム実況を見ていた。私が実況を見始める前は「ゲーム実況なんて見て何が楽しいの?他の人がプレイしているんでしょ?」とめちゃめちゃディスっていた。

今、その頃の自分に言えるとしたら「うるせえな」と「夫、余計なこと言ってごめなさい」である。そもそも人が好きなものをディスること自体、本当にマナー違反だと思うというのが一点。あとは、人の好みやリラックス法って何かをきっかけに180度変わるんだなと感じている。

ゲーム実況をディスっていた頃は、ゲーム実況を見たことがなかった。体験したこともないことにアレコレ言っていたのは、本当にダサいし、惜しいことをしていた。もっと早くに色眼鏡を取り経験をしていれば、自分のMPが早く生産されたかもしれないのに。

サイン入り・・・!

物事はやってみないとわからないもんだな。この世の中には、自分のウェルビーイングが保たれる何かがもっとあるかもしれない。

#ウェルビーイングのために

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