見出し画像

「善」として生きていかなければいけない

昨今、色々な嘘をついたり、人徳に欠ける行動をしたことでその座を失うということが多々あります。どんな行動でもキャッチアップされるので、もう「全ての行動を見られている」と思った方がいいですね。とにかく全部、何もかもバレる時代です。

ぼくは(小さな会社ではありますが)社長をやっているので、そういった悪事がバレたときのダメージはとてもデカイです。自分だけならともかく、社員にも迷惑を掛けることになるので、本当に気をつけなければいけません。

DMMの亀山社長も「社長は性格が良くなきゃいけない!騙さないで、約束守って、人を助けろ!」みたいなことをいってて、本当に仰る通りだと思います。大会長のいう言葉は説得力が違います。

そして、事件は起きた

今日、社内である事件が起きました。

弊社では月に1度、“とある成績” が一番良かったメンバーにご褒美をプレゼントしています。7月度の成績はぼくと、副社長である永田くんが同率1位でした。

で、「同率の場合はじゃんけんで決めよう」ということになりました。

今年の2月から始まったこのイベント。ぼくは今まで1位を獲ったことがなく、永田くんは1度獲ったことがあったので「ここは長島さんに譲ります。だから、ぼくはチョキを出します」と永田くんが言いました。

この場合、当然ながら、部下である永田くんの言うことを信じなければいけない。

素直に信じたらぼくが「グー」を出せば勝てる。永田くんが嘘をついたとしたら「グー」に勝てる「パー」を出してくる。だから、ぼくが裏を読んだら「パー」に勝てる「チョキ」を出せば良いということです。

ただ、ぼくが裏を読んで「チョキ」を出して負けたら、めちゃくちゃかっこわるいし、勝ってもブーイングが起こる、と考えた時点で「あ、これ負けたわ...」と思いました。

結果、永田くんは(嘘をつき)「パー」を出しました。ぼくは負けたわけですが、悔いはありません。なぜなら、正直でいれたから。失ったものはご褒美だけです。

社長というものは負けるとわかっていても、正直でいなければいけないと、今日、身を持って体験しました。

いや、でも、実は永田くんも「社長、そんなんじゃダメなんだ!おれに嘘をつかせないでくれ!」と心の内で叫んでいたのかもしれません。気づいてあげれなくてごめん。

ただ、

これは以前、撮影した写真ですが、

すごい騙しそうな口してた...

ちなみに、

「会社のご褒美を社長と副社長で取り合うなよ!」という意見もあるかと思いますが、これはガチンコのガチの勝負なので、やむなしなのです。

サポートいただいたお金が貯まったら、記事のために愉快に使いたいと思います!