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あの時、僕は父親にはなれないんじゃないかと不安だった。【今週の育児中心日記(2019.9/23〜9/29)】

下の子が2歳の誕生日を迎えた。

来月6歳になる息子と、今週2歳になった息子。2児のしかも2男子の父親になるなんて想像もできなかった。自覚が足りないのか、世の中の父親ってそういうものなのか、いまだに父親になれる器ではないような気がしている。それでもなんとか少しでも立派な父親になりたいといつも思っている。

2年前のちょうど今頃(深夜1時半)、長男を寝かせた後、緊急で病院に行く前のままだった食器を片付けて、ホッと一息、熱くて甘いカフェオレを飲んだ。あの時のカフェオレの味。今でも鮮明に覚えてる。

あの晩は、またママと喧嘩をして険悪な雰囲気で。ママの体調をケアしてあれられてなかったこと。これだけ家事をしているのにそこに対する理解がないこと。それぞれに言い分があったとしても、出産前にこの空気を作ってしまう自分って何なんだと。自己嫌悪にイライラして。

それでも仲直りしようと買ってきたママの好きなお店のおはぎを、食後に皆で食べようとした瞬間、もうどうしても病院に電話しなければならない状況となり緊急入院。緊急出産となった。

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彼が家にやってきた時、意気揚々と育児をする覚悟を持っていた。楽しんでやる。そう決めたはずなのに、そうそうにノイローゼになった。

なんでもかんでも完璧にやりたい!と気負い過ぎた。細切れの睡眠と、仕事のことも気になってイライライライラして。ママじゃなきゃダメだと泣き叫ぶ新生児。もう目を閉じて耳を塞ぎたくなることばかりで、連夜の夜中のミルク当番で早々にダメになった。可愛いはずの息子を愛せないのではないか?そんな考えがよぎるなんて父親失格ではないのか。。育児日記なんて綴る余裕もすっかり無くなって、父親としての自信を失った。

ママのおかげで、2歳の誕生日を迎えられた。自分も2児の「父親」としては丸2歳になれたわけだ。いい父親ではないけれど、まずは最低限、死なせずにここまで育てた自分には、拍手を送りたい。

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ママのおかげで家族で一番ご飯をモリモリ食べる子に育った。

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ママのおかげで大きなニンジンだって、パパの作ったインスタントラーメンだって美味しそうにモリモリ食べちゃう子供に育った。

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ママのおかげで、元気に走りまわれる子供になった。

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ママのおかげで「にいにーー!」と言いながら、大好きなお兄ちゃんを追いかけられる子供に育った。

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ママのおかげで2歳になれた。(ロウソクはパパが吹いたけれど)

大きな病気もなく、大きな怪我もなく、すくすくと育ってくれてとりあえずホッとしてる。パパだって家事に育児、精一杯やっているつもりだけど、ママがいないと成立しない。一人では親になれない。堂々と言えることじゃないけれど、その自覚がある。

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これからも、すくすくと自由に育ってほしい。病気や怪我を最小限に食い止める役割を全力でするからね。

お誕生日おめでとう。

君の寝顔を見ながら隣でお昼寝するのが大好きなパパより。



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