_小休止のすすめ_

普段から適度に小休止を意識することの重要性。『小休止のすすめ〜運を呼び込む「人生の休み方」の極意〜』+BOOK PROJECT Vol.3

今日の一冊

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『小休止のすすめ〜運を呼び込む「人生の休み方」の極意〜』
ヒロミ 藤田晋 著
SBクリエイティブ
目次

1. 人には(立ち止まる)時があっていい
2. 自分と向き合う
3. 焦らない、走らない
4. 新たな一方踏み出す
5. 休みが流れを引き寄せる
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大病や大怪我などの強制的な休止の前に。普段から適度に小休止を意識することの重要性。

3.11の震災後にうつ病を患い、強制的に半年間のドクターストップを経験しました。働けない不安の中、初めて自分の人生について考える時間を得た気がします。
やりたいことより、やりたくないことのリストを作っては、あまりに選択肢が少なすぎて「起業しかない」と『sharefun®(しゃれふん)』を立ち上げました。
うつ病や、入院、家族の不幸や事業の失敗など、予期しないトラブルで強制的に休止を迫られることがあります。
ですが、日頃から小休止の重要性を理解しておけば、ある程度防ぐことができるはずです。本書は、人気絶頂の中、10年間芸能界から遠ざかったヒロミさんと、今やベンチャー企業の域をはるかに超えたサイバーエージェントの藤田社長の著書。成功してもなお走り続ける2人は「小休止」をどう捉えているのか。
早速見ていきましょう。

本書の赤ペンチェック

人生には休みが必要だ。立ち止まってじっくり周りを眺めると、小さなことにこだわっていた自分を客観視することができる。すると新しい生き方につながる道が見えてくるはずだ。
仕事がうまくいっていて、私生活も充実していると言うのは1番望ましい状態だと思うからです。仕事に全てを捧げて私生活を犠牲にしても、私生活を充実させるために仕事から逃げても、どちらか片方では長くは続きません
あげたビジョンに向かう上でマイナスだと判断したら、切り離していく。変化に積極的であること。
120%、200%出し切る働き方はいつまでも続かない。
忙しく働き、いろんな人に出会い、仕事に注力していると、肝心の勝負どころの見極めを間違えることがあります。
引き際良く、実績も何もかも手放してしまうこと。それが次につながる評価に変わっていく
「黒字化までの期間」と「赤字の上限」を合わせ、「事業撤退のルール」を明文化
経費を使いまくり、派手に飲み食いしたことで潰れる会社はまずありません。潰れるのは、引き際が来ている事業をダラダラと続け、資金をつぎ込んでいる会社です。「やめないで存続してください」と言う声が集まることもあります。それでも撤退ルールは遵守します。
自分は一時代を築いた…みたいなプライドを守って、負けを認めないであがいていると、次の扉を開けることができなくなる。
負けること、挫折する事はそんなに悪くない。人生が終わるわけでも、全財産を失うわけでもない。負けても、挫折しても、たかが知れている。問題は世間の「落ちぶれた」と見る目に押されて、自分から「落ちぶれた感」を出してしまうこと
ビジネスにおいては、どれだけ正義がこちらにあったとしても、切れたらそこでゲームオーバー
トラブルが生じた時、だめなときはすぱっと謝る。何よりも大切なのは、時間。嫌な気分のまま立ち止まっているのはもったいない。
小休止を経て今の僕が不安への対処法として思う事は、2つ。1つは必ず逃げ道を作っておくこと。もう一つは、周りの人の力を信じること。
小休止して、計画を再検討し、「行かない」と言う選択肢を取るのも、1つの勇気だと言えるのではないでしょうか。
目の前の仕事を、背負い込んで責任と向き合いすぎた末に死を選んでしまう。でも会社が潰れたとして、従業員を路頭に迷わせることになったとしても、経営者は私を選択する必要はありません。無責任になれと進めているのではなく、生きていれば別の形で責任を取ることができます。思い詰め、根を詰め、逃げ場がなくなり、「死ぬしかない」「死んで責任を取るしかない」と言う考えが頭をよぎる前に目をそらすことです。
誰かを嫉妬して、その人のことを羨んで過ごすのは、他人の時計で自分の人生を生きることになる。
「嫉妬される側」に立ったときの対処法ははっきりしています。「相手にしたら負け」が、結論です。嫉妬されたら、ディフェンス1本に絞る、というのがとるべき対応です。
本当に売れようと思っているか?才能はあるか?ここで戦える能力はあるか?
暗闇の中でジャンプするために何が必要なのでしょうか。将棋棋士の羽生善治さんは勝負に勝つ秘訣について、「楽観はしない。ましてや悲観もしない。ひたすら平常心で」と言われていました。
「経営者に1番必要な能力は?」と聞かれれば、「忍耐力じゃないですか」と答えます。
何か悩み事を抱えたとき、友達に相談すると言う習慣も一切ありません。決断は自分でしなければいけませんから。
 家族がバタバタしないでそばにいてくれるのは大きな助けになる。
業績が悪化して何とか巻き返したいと思って始める新規事業の場合、経営者にはうまくいく様子を探すバイアスがかかり、そこにビジネスチャンスがあると思い込みがちになります。あるいは将来のために何か仕込みたいと思って一生懸命探している時も、余計な情報に惑わされます。それが自分のタイミングで勝負しないという意味です。
できないのか、やらないのか。結果は一緒でも、やらないよりは「やってみたけど、できなかった」の方が何倍もいいと思っている。やってだめでもプロセスからはたくさんのことが学べる。僕は興味のある事は、とりあえずやってみる。直感的にいいと思ったら、すぐ動く。
直感を信じて動いている人はチャレンジしている回数が多いから、巡ってくるチャンスに気づく確率も高くなっていく。
 AかBかCか。何かを決断する時、どっちが得か損か、正しいか間違っているかを考え続けても、結局、完璧な答えは出ません。
日常の中で自分の思い込みの枠から抜け出すためには、自分を俯瞰で見る癖をつけること。
何も犠牲にせず、楽しく遊び、適度に小休止しながら1人大きな果実を手に入れるなんて都合のいい話はないと思う。どんなにうまくやっているように見える大人も、人生のどこかの時期で「何かを得るには、別の何かを犠牲にしなくちゃいけない」と突っ走った時間があるはずだ。
人生は基本「ノーペイン、ノーゲイン」
お金だけでは人はついてきませんでした。むしろ、モラルが下がってしまう。
人を大事にしない人が成功する事はない
安めを得る人の態度もまた周囲はよく見ています。本当に重要な時、相手に自分が損をしてでも手を差し伸べようと思わせることができるのは、日ごろはやせ我慢に耐えている人です。安めを売らず、長い間相手のために尽くしてきた人には味方が現れます。

本書からの学び

自分の状況や進みたい方向など冷静に俯瞰で見ること。
そして経営者は孤独ではあるものの、それをも楽しむ精神力。
直感的にやりたい!と思ったことはすぐに手をつけて見る。
、、などずば抜けた能力がなくても、真似できる部分がたくさんありました。忙しい毎日と両立させるために、趣味に没頭する時間を作るなど、まだまだ自分にできていないことも多々書かれてあり、とても学びの多い一冊です。
赤ペンチェックが大量になってしまいました。。。
ぜひ読んでみてください。

今日の「1BOOK 1ACTION」

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