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「ドラゴンボールごっこ」に負けない仕事をしているか?

珍しく登園時の車で息子が泣いている。保育園に行きたくないらしい。
今朝はママが仕事の人と一緒に出かけちゃって、さみしくなっちゃったのかな。そういえば数年前までは登園時に毎日よく泣いていたよなあと思い出す。

園の駐車場で少しぐずっていたけれど、少ししたら自分からリュックを背負う。門をくぐるとすでに登園していたお友達が遠くから手を振っている。

「おーい!ドラゴンボールごっこやろう〜」と。

わ!お友達が誘ってくれてる。ふと見ると泣いてむすくれてた息子は少しはにかんで「おー」と手を振った。

明らかに顔が前を向き、早歩きで力強く玄関に向かう。
お友達に誘われたこと、一緒に遊べること、「ドラゴンボールごっこ(詳細不明)」がやりたい、、何れにせよ、行きたくない→行きたい!に変わった瞬間だった。

一人、帰路の車で考える。

自分は「ドラゴンボールごっこ」よりも仕事を楽しめているか?のめりこめているか?
質の問題じゃない。楽しめているか。

好きで始めたこの仕事。熱中し続けられてるか?どこかで慣れきってしまって冷めてないか?一人でも多くに伝えるための行動に全力で取り組めているか?

今は息子に負けている。ふとそう思った。
情熱を持って、とことん楽しもう。息子に負けないように。



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