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【お金の美学】#3 納税は悪?!

経営コンサルタントのサイトウケンタロウです。

日本国では税金だらけで税金だけでお金がなくなってしまう!とよく耳にします。

税金はまるで悪のように扱われていますが、なくてはならないものだということを忘れないことも大切です。

確かに税金の使い道について間違った使い方をしたり、何に使ったのかはっきりしない場合政治家はバッシングを受けます。

しかし、よく考えてみてください。

彼らも日本という国家を"経営"しているのです。

間違った意志決定や経営判断をしてしまった場合、そりゃあ仕方ないですし責めても仕方ありません。

企業経営なんてものは10個チャレンジして1個成功するのがいいところ。

だとすれば政治も同じじゃないでしょうか(開示は私も必要だと感じます)

国家としてチャレンジする原資が税金だとすれば、胸を張って税金を納めることが事業のゴールだと思っています。

もちろん納税は義務ですが、税は払いすぎても払わなさ過ぎてもダメです。
公平でフェアである必要がある。

ただ、ひたすら節税や租税回避、はたまた脱税を行っていても残るお金は次を産まないお金であり、お金は生きていると考えるべきです。


貯めこんで何をするのだろう。誇れるでしょうか。
積み上げても残るのは資産だけ。空しくなる可能性が大きいです。

利益に対して
およそ30%(法人税の場合)の税金を納め
70%の留保をする。

これが経営の真髄です。

税金は国にも納めますが、都道府県や市町村にも納めます。

自社事業が地域に根差しているならば、地域にしっかり還元するためにカッコよく税金を払いましょう。

稼いでいる人をみたときに

『あの人稼いでいるらしいわよ』
『高級外車をのりまわしてるらしい』
『別荘持ってるらしいよ』

などと飛び交いますがこれは良くない。

稼いでいる人はある程度、税金払っていますから。
あなたの街をよくする原資を払ってくれています。


どちらかといえば感謝なのです

お子さんがいる前や仲の良い友達同士でそんなことを発言してしまったのなら、まわりのみなさんも必然的に同じ観念に陥ってしまいます。

共存・共栄のために稼いで税金を払い、自分の住む町と国を良くしていこう!これが国力の底力になるでしょう。

これからを担う、子ども達にはきちんと『お金』の勉強をしてもらいたいものですネ。






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