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BGMによって売上が変わる?

こんにちは!

私たちはお店や移動先などどの場所に行ってもBGMで音楽が流れているかと思います。
自然と僕たちは毎日音楽を耳にする機会が多いのですが。


BGMには様々な効果があるんですよ!

今日はそんな効果についてご紹介したなと思います。


BGMの歴史について

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まず、BGMの歴史を覗いてみましょう。歴史上初めてBGMに関する記述が現れるのは、なんと紀元前2000年ころのエジプト。当時のBGMの大きな役割は、妊婦の出産の苦痛を和らげるためだったそうです。
古代のギリシャ、中国、インドなどでも、音楽は精神療法や医学的な目的で使われていたと記録されています。昔から、人は音楽のもつ癒しのパワーとともに暮らしてきたのですね。
20世紀に入ると、アメリカで音楽のもつさまざまなパワーや特質に関して研究が盛んになります。音楽放送の事業化や作業環境改善を目的として職場でもBGMが導入されるようになり、音楽は人々の生活に結びついていったのです。
とりわけ、職場でのBGMは生産性の向上ミスの減少ストレス軽減など一定の効果を当時から上げていたといわれています。

店内BGMはなぜ必要なのか?

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お店で流れているBGMは、訪れた人を心地よくさせるために存在します。
仮に、BGMが流れないお店に入ったときを想像してみましょう。
無音の空間では、食事の音や会話、商品を選ぶときの物音などが店内に響き渡ってしまい、気まずくて落ち着けず、ゆっくりサービスを堪能することもできません。
さらに、何をBGMにするかによって、お店の印象や、店内で過ごすお客様の気持ちは大きく変わります。

店内BGMも言わば内装のひとつ

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店内BGMは、お店の内装のひとつと考えることができます。
極端な例ですが、日常を忘れて一息つくために訪れた、こじんまりとした喫茶店やバーで、常にアップテンポ激しいメロディーが流れていては、気持ちを落ち着けることはできません。
反対に、大勢の人と盛り上がりたい居酒屋やクラブなどで、静かなクラシックがひっそりと流れていても、盛り上がることはできないでしょう。
このように、BGMには店内の内装のひとつとして、確実に存在しているのです。

BGMの持つ4つの効果

1.マスキング効果

ある音を別の音で隠すことで、重要な役割を果たします。たとえば、飲食店などで隣の会話を気にせず居心地のよい空間作りや、オフィスでプリンターや空調の騒音などを適切に隠し、隣人や電話の会話を聞こえづらくする効果も見込めます。

2.感情誘導効果

感情とは人間の存在に関する最も広い概念のひとつで、動作、知覚、記憶、学習、意思決定などほとんどすべての行動に関わるもの。古代ギリシャの哲学者・アリストテレスも音楽が感情を動かすという考えを持っていました。音楽には「短時間」で感情を動かすという特徴があり、例えば、テレビから流れてくる音楽を聴いて突然涙が溢れた、恋人が弾いてくれたピアノに一瞬にして引き込まれた等、極めて短時間で感情の変化を起こすことができます。病院などでは患者の不安を和らげるためにリラックスに適したBGMを流しています。これは、リラックスできる音楽を聴くことで、副交感神経が優位になり不安を軽減することができるためです。また不安を取り除くだけでなく、実際に痛みを和らげる効果もあります。もちろん痛みの程度にもよりますが、好きな音楽を聴くと、脳からβエンドルフィンやドーパミンといった快楽ホルモンが分泌され、これらの影響により、痛みにも耐えることができます。音楽には、食事や睡眠から得られる快の感情と同じものを得られる効果があることが分かっているのです。

3.イメージ誘導効果

店舗の雰囲気を明るくしたり、高級感を醸し出したり、子ども向けの場所では楽しさを演出するといったようにイメージを決定する効果のことです。視覚要素の印象(イメージ)を決めるのは、実は聴覚から受ける刺激の影響が大きく、耳は目と違って閉じることができないため、脳で聞き分けるという技を持っています。その場では「聴いていない」つもりでも、音は確実に人間の心理に影響します。同じ空間であっても、音楽があることで聴覚から受ける刺激により、その場のイメージがグッと変わってきます。レストランであれば、訪問者がふとしたときに思い出すお店のイメージは、聴覚からの印象がかなりの割合を占めています。映像の印象は音楽が担っていることが多く、店舗のイメージ=BGMのイメージと捉えておきましょう。

4.行動誘導効果

イメージ、感情に働きかけた結果「行動」まで変えてしまうのがBGMの力。感情が動くことで実際の行動は変化します。また無意識の領域ではテンポによる行動スピードや時間認識の変化も起きます。「イメージ誘導効果」、「感情誘導効果」とともに、BGMの役割として重要な要素が「行動誘導効果」なのです。例えば、BGMのテンポを変えると、歩くスピードや食べるスピードが変わり、そして音量が大きいと声が自然と大きくなります。音楽の要素が変わるだけで人の行動は変わるのです。スーパーマーケットでテンポの遅いBGMとテンポの速いBGMを流し、来者が店内の2点間を移動する時間を計るという、米国ロヨラ大学のミリマン教授が行った有名な実験があります。テンポの遅いBGMを流したときに2点間を歩くのにかかった時間は127.53秒。テンポの速いBGMの時には108.93秒。つまり、人の行動スピードは聴いている音楽のテンポに影響を受けるということが立証されたのです。飲食店では、ランチとディナーの時間では来者が必要な時間の長さは異なってくるはず。ランチでは短い時間で回転率を上げ、ディナーではゆっくりと過ごしてもらい追加注文というかたちで単価を上げていく。こういったこともBGMひとつでコントロールすることもできるのです。

売上アップを狙った店舗BGM利用方法とは

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注目すべきはテンポ!時間帯に合ったBGMを
売上アップを狙うのであれば、時間帯で店舗BGMを変えることが効果的です。

例えば、飲食店ではランチタイムにテンポの速い音楽をかけるとよいとされています。これは、アップテンポの音楽に感化され、お客様の食べるスピードも速くなるからです。回転率を高めて売上アップを狙いたいという場合は、ランチタイムのBGMをアップテンポの音楽で統一してみましょう。ただし、常にアップテンポの音楽だとお客様が落ち着いて食事を楽しめないので、ランチタイムが終われば通常のテンポの音楽に戻すというメリハリも大切です。
一方で、お客様の店舗滞在時間を長くしたい場合は、スローテンポの音楽を流すのが効果的です。アパレルショップなどの商品を販売するショップではスローテンポの音楽を流すことで、お客様の歩くスピードも遅くなり、より多くの商品を手に取ってもらうことができます。しかし、回転率が重要になるセール時などはアップテンポのBGMがおすすめです。アップテンポの音楽を流すことでお客様の歩くスピードが速まり、店内の混雑をある程度防ぐことができます。

トイレも抜かりなく!BGMで店舗の雰囲気を途絶えさせない

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売上アップを狙うのであれば、トイレにもスピーカーを設置するのがおすすめです。
店舗空間づくりに効果的な店舗BGMは、お客様に非現実感を味わってもらうのにも一役買っています。例えばレストランの場合、上品なクラシックをBGMにすることで高級感あふれるレストランを演出できます。ジャズを流せば、個性的でおしゃれなレストランと感じてもらえるかもしれません。
しかし、クラシックやジャズが流れ、ムード満点なレストランも、トイレが無音だとその瞬間に一気に現実へと引き戻されてしまう方もいます。非現実的な空間から現実に戻ってきたお客様は、それ以上オーダーをすることなく会計へと移ってしまうでしょう。トイレにもスピーカーを設置してBGMをかけておくことで、着席時にオーダーを追加してもらえたかもしれません。
さらに、トイレで一度気分をリセットされることで、お客様に店舗の印象を残せない可能性もあります。これにより、リピーター獲得のチャンスを失ってしまうこともあるのです。

BGMでリピーター獲得!リクエストを受け付ける

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売上をアップさせる他にも、リピーター獲得につなげるためには、お客様が再来店したいと思えるようなサービスを提供することが大切です。飲食店の場合は、おいしい料理を提供する、美容室の場合は理想のヘアスタイルに仕上げるなど、メインとなるサービスの満足度を高めることも重要ですが、BGMを利用することでプラスワンのおもてなしを行うことができます。
例えば、お客様のリクエストした音楽をかけるというサービスがあります。快適なひとときを提供しながら、会話のきっかけにもなるので、お客様と店舗の距離感を縮めることができます。好きな音楽を把握したら、再来店したときにもう一度BGMとして流せるよう、リストなどにメモをしておくなどもおすすめします。
また、バースデーソングなどの特殊なBGMをリクエストされることもあります。お客様が指定したタイミングで、お客様が指定した音楽やバースデーソングを流すなど、多くのリクエストに応えるほど満足度アップにつながります。これが口コミで広がり、さらに多くの来店数が見込めるかもしれません。

まとめ

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メインとなるサービスに目がいってしまい、BGMに力を入れていない店舗は少なくありません。提供する商品のクオリティを上げること、丁寧な接客を心掛けること、照明にこだわることなどと同様に、BGMにも目を向けてみてはいかがでしょうか。さらにBGMのコントロール効果を有効活用することで、お客様の持つ店舗の印象を大きく変えることができます。そして、他店舗との差別化を図ることも可能となります。「なかなか売上が上がらない」「店舗BGMの必要性がわからない」「競合店と差をつけたい」とお考えの方は、ぜひご参考ください。



https://otoraku.jp/column/st02/#chapter1/https://www.xn--eck9awcweycxcy422cjmxc.com/media/column35//https://www.eys-musicschool.com/media/bgm_effect/参考


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毛利和裕/Kazuhiro Mouri

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最後までお読み頂き誠にありがとうございます。あなたが少しでも変われる(前進)できる記事になっていれば嬉しいです♩時間があったら見に来てね!

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Kazuhiro Mouri/毛利 和裕

経営者であり投資家であり自由人であります

Kazuhiro Mouri's Mag

ジャンルレスでためになる情報を提供して行きます。 良い情報を提供できるよう不定期で発信しておりますので。 見ていただけましたら幸いです。
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