2019年参議院議員選挙に寄せて

7/21(日)は、参議院議員選挙の投票日です。

あなたは選挙権を、どのように使いますか?

誰に投票するにしても、少なくとも投票はなるべく多くの方にしてほしいと思っています。

投票する人が少ないと、企業や団体のトップなど影響力の大きい少数の人の支持を取り付ければ当選できる、という状況になります。
大事にされるのは、数少ない影響力の大きい人たちだけ。権力への監視者が少ない状況を許します。
投票する人が多いことで、権力者はより多くの有権者のことを考える必要が出てきて、より弱い立場の人にも目が向けられやすくなります。

人は、知らないことや知る必要の薄いことまでは、なかなか考えが至らないものです。それは政治家の方々であっても。
一人ひとりが投票するか否かで、社会の状況は変わります。
なるべくたくさんの人に、選挙権を使ってほしいと思います。

投票先は、政策で選ぶという人が多いでしょう。

私は、政策内容が社会を良くしそうかどうかも見ますが、候補者や政党の対話への姿勢と柔軟性をより重視しています。

何もかも良い方向に判断できる人はいません。何もかも知っていて間違えないという人もいません。
政治家の方々も、誤解することや見落とすこと、予想を外すことはもちろんあります。
個々の政策は、誤解や見落とし、予想の誤りを内包するものです。それは仕方のないことだと考えています。
ゆえに、選挙の時点で掲げる政策だけでは判断したくありません。

より大事だと考えているのは、間違いに気づく対話の機会を多く持とうとする姿勢であることと、間違いを認める柔軟性を持つこと。

掲げた政策に対して、多くの人から意見を聴き、議論の場を設ける姿勢を持っているかどうか議論をふまえて政策を修正する柔軟性を持っているかどうかが、民主主義社会においては政策内容以上に重要だと考えています。
もちろん政策内容も重要ではあるものの。

少数のリーダーの意見を力で押し通すのではなく、全員の意見を求める対話や案の修正をためらわない議論を経て、意思決定していく。対決ではなく、対話を行う。
それが民主主義の理想像です。

こうした考えのもと、私は今、政党では立憲民主党を支持しています。

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杉山啓 (Kei Sugiyama)

修士(工学)。国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータ。IMASSA認定マーケティング実務士。日本酒検定3級。 対話と知の価値の発信に取り組んでいます。ほか、マーケティングのコンサルテーションや解説動画フォーマットの研究開発を経験してきました。
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