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同姓の他人をたずねた話

昨日は、非常に珍しい経験をさせてもらいました。
広島に住む友人からの依頼で、都内某所に住むスギオカさん(同姓の他人)を訪問したのです。
友人は解体業を営んでいて、現在、あるお宅をを取り壊して駐車場にする工事をしています。
その隣家がスギオカさんのご実家なのですが、今は空き家状態。
3年ほど放置されている間に家屋は痛み、特に屋根に倒壊の怖れがあることから、コンタクトを取りたいとの相談でした。

「屋根に欠陥がある」って、最近はやりの詐欺っぽいですし、「実は同姓なんです……」って、ムチャクチャ怪しいですよね 😊
どうなることかと思いましたが、無事に依頼をこなすことができました。


そもそも、苗字が同じなので、友人から打診があったのが始まりです。
「親戚筋ではないですか?」と。
『杉岡』という苗字はけっこう珍しいので、友人がそう思ったのも無理はありません。

残念ながら直接のご縁はない家族でしたが、その流れで訪問のお願いをされた次第。
住所まではわかっていましたが、電話番号はわからず、封書を送っても反応がないからでした。

ご本人から聞いたところによると、とにかく不動産屋からの打診が多くて、その手の封書はゴミ箱直行なのだとか。
わざわざ足を運んだ甲斐がありました。


現場の写真も持参していたので、それを見てもらいながら状況を説明。
また、先方の電話番号も教えていただけたので、ほぼ完璧な任務の遂行となりました。
同姓ということもあったのでしょう。
最後には握手を求められ、不思議な達成感につつまれましたとさ 😊

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