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脳にチップを埋め込みたいですか?

先日、ニューラリンクが初めて人間の脳に埋め込まれたというニュースが流れました。


これ、イーロン・マスクさんが数年前から進めている事業です。
なじみのない人には「そんな恐ろしいことが……」かもしれませんが、手足が不自由な方や目や耳に機能不全を持つ方にとっては朗報。
脳からコンピューターなどを直接操作できるようになるからです。

つまり、当初は医療器具としての位置付けなんですが、身体機能を別次元に押し上げてくれるのであれば、やがては一般にも普及していくことでしょう。
キーボードやスマホを使わなくても文章が入力でき、まわりの機器が自由に操作できるとなれば、そりゃぁ、そっちの方が便利です。
『攻殻機動隊』の電脳化ですね 😊


ただし、「なんだか、気持ち悪い……」「わたしはいいや」という方も、一定数出てくるはず。
「最先端の知識を身につけた方がいいですよ」とは言えても、「脳にチップを埋め込んだ方がいいですよ」とは言い難いですし 😊

わたしは、そこに大きなキャズム(=受容の溝)ができるだろうと思っています。
もっと言えば、それこそラガード(=最後まで新しい技術を受け入れない層)が増大するはず。
その予測については、こちらの記事をどうぞ ▼▼▼


たとえば、メタバースに入ってみるとか、AIを使ってみるというのは、まだしも穏やかなキャズムです。
人に誘われて、たまたま触ってみるということもあるでしょう。

しかし、友達が手術するから、一緒に脳にチップを埋めてみた…… って、ちょっと無い感じですよね 😊
その技術を受け入れるかどうかには、大きな『決断』が迫られます。

サイニック理論では、2026年からを(自分で自分のあり方を決める)『自律社会』としていますが、このテーマなどはまさに『自分で、自分のあり方を決める』事柄です。
自律社会と、その前段である最適化社会については、こちらの記事をどうぞ ▼▼▼


ちなみに、わたし自身はニューラリンクを体験したい派です 😊

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