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Xデザイン学校・ベーシックコース #02オブザベーション

5月11日、Xデザイン学校大阪分校の二回目はオブザベーション。観察法を学ぶ。「相手のアクションを受けて、洞察すること」と、講義の中で浅野先生が強調した。

手法
・行動観察
・上位下位関係分析法
・エクスペリエンスフィードバック法

行動観察を終え、観察シートの「エラー・気になること・変わった行動などの外的要因」欄を埋めるとき、「分析する」と「観察する」がとかくごっちゃになった。

今は観察だ、みることだと意識してからディスカッションに入ったものの、話し合っているうちに考えを述べている自分に気付く。

身につくのは、相当先になるなあと途方にくれた。
観察ができるようになるまで、10000時間使ってくださいと浅野先生が言ってたっけ。

上位下位関係分析法で改善案のヒントをだそうとしたが、私たちが記録した発話・動作からは「新しい体験を与えるような」アイデアがでない。

目の前の材料から、やろうとしていることができない。
狐につつまれたような心持ち。

パッケージデザインってなんだ、問いってなんだ、洞察ってなんだ。
いろんな言葉への解釈が頭の中をグルグル回った。

ワークショップを終えた後はどうすればよかったのか、とらえどころのない気持ちになった。チームメンバーと話した。

「観察ができてないと、洞察できないってことですよ。僕たちは、目の前にある制約の中での動作しか、みてなかったじゃないですか。」

どんな役割を果たすのか不明だった、モデレーターが鍵になるのだろうと話しあった。

モデレーターは、観察の場での被験者の行動と、普段、被験者が行っている動作をつなぐ媒介者ではないのだろうか。

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