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演劇公演の稽古過程

2024年3月1日~3日、座席数30程度の小さな劇場で上演する演劇公演出演の機会に恵まれました。
私・清水にとって1年半ぶりの舞台公演。
せっかくなので、今回の稽古過程を何らかの形で公開できないかと目論んでいます。


きっかけ

最近、朗読公演において、稽古過程をオンライン配信にて公開し、1つのコンテンツとして成立させているのを目の当たりにしました。
その朗読公演は本番や稽古配信に限らず、いろいろな観点と方法で自分たちがやっていることを価値あるものとして形にし、多方面の方々に楽しんでもらいつつ、きちんと仕事として成立していたのです。
朗読と演劇作品づくりは似て非なるもの。真似できる部分は少ないかもしれませんが、倣うところ・試せそうな部分は、刺激を受けたこの機会に倣ってみようと思います。

どのような形で発信するか

演劇の稽古風景を興味深いコンテンツとして成立させることは簡単ではないでしょう。
しかも、出演予定の上演作品「メビウス」は男女2人芝居。
2人でその大部分をつくり上げ、ある程度形ができたところに演出をつけていくというものになります。
稽古を動画配信する場合、「演出席からの光景」という形で、稽古風景を配信するものはイメージしやすいのですが、出演者2人で構築していく稽古風景をどのようにコンテンツとして成立させるか、探りながら進めていくことになるでしょう。
リアルタイム配信をしても、観ている人には、ワケが分からないものになるような気がします。
かと言って、解説しながら稽古を進めるのも時間がかかり、あらゆる意味で不効率になるでしょう。
今回の公演をプロデュースするダイスキ合同会社でも、稽古のリアルタイム配信を思案中ではあるそうですが、まずは1つの試みとして、文章で記しながら方向性を探って参ります。

想い

稽古風景からみる舞台制作過程のドキュメントとして、お楽しみいただければと願っています。
特に
● 演劇をはじめてみたいけど、どうやって始めていけばよいかも分からず、敷居高く感じてしまっている方
● 少人数で気軽に体験してみたいと思っている方
● 昔、演劇をやっていたけど、生活が落ち着き、また始めてみたい方
● 何となく作品づくりに興味がある方
そのような方々に伝えられるよう、進めていければと考えています。
ぜひ、舞台公演本番に向けての旅をお楽しみください。

公演情報

ダイスキプロデュース「メビウス」
脚本:ナツメクニオ(劇団ショウダウン)演出:佐竹仁(お笑いサタケ道場)
【公演日時】
 2024年3月1日(金)12時~(公開ゲネプロ)
    3月2日 (土)12時~
            19時30分~
    3月3日 (日)14時30分~
【会場】
 難波サザンシアター  大阪府大阪市浪速区稲荷1-5-41 湊町ビル 405 B1
 TEL 06-6484-6175(12:00~19:00/火曜日定休)
【料金】
 公開ゲネプロ 前売り 5,000円 当日 5,200円
 一般公開本番 前売り 4,000円 当日 4,200円
【あらすじ】
 そこは惑星の荒野
 2体の機能停止間際のロボット
 そこに咲く一輪の花
「もしかして……どこかで会ったことありませんか?」
 花に触れたとき
 浮かび上がるのは
 美しく悲しい男女の物語

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