雑草 GO (3)

9月後半になって雑草探しを始めたのは、時期が悪かったでしょうか。秋の雑草はこれからだと思いますが、夏の雑草がまだ生き残っているかどうか・・・。

・・・初夏の雑草は諦めました。

植物は、その寿命によって、おおざっぱに1年と1年以上のものに分けられます。1年しか生きられないものを一年草(いちねんそう)、1年以上生きられるものを多年草(たねんそう)、といいます。

一年草は、一般的に、種から芽を出して、花を咲かせて、種を落として、枯れて、という生涯が一年内であります。種が年を越して、翌年また新しい芽を出します。去年の親はもういなくて、今年の子たちは来年にはいません。

多年草は、一般的に、種から芽を出して、花を咲かせて、種を落として、というところまでは一年草と変わりませんが、一部が枯れずに残ったりして年を越し、翌年また花をさかせます。何年生きられるか、寿命は植物によりけりですが、一年以上生き続けることができます。

この雑草探しで一番最初に載せたメヒシバとオヒシバはイネ科の植物ですが、イネ科の植物というのは多年草のようです。

今のところ雑草探しは、農道で行ってますが、まだ収穫前のお米のイネを見ていて、お米のイネが多年草なら、なぜ毎年耕して田植えをするのだろう、とふと思いました。少しは手入れが必要かもしれないけど、また来年勝手に生えてきて収穫できるのに、と。

ネットで少し調べてみると、多年草として、毎年田植えをしないで、イネを育てる取り組みを行ってる人もいるようです。とても興味深いです。


今回も見つけた2種類の雑草を載せておきます。

5.スギナ (トクサ科)

スギナ

スギナ近く

『つくし』の別の姿です。


6.ドクダミ (ドクダミ科)

ドクダミ

どくだみ葉

葉はハート型です。毒はないようです。

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