よりかね けいいち

子どもが夢中&親もありのままでいていいアウトドア系イベントを作り続けて、引率のべ3,0…

よりかね けいいち

子どもが夢中&親もありのままでいていいアウトドア系イベントを作り続けて、引率のべ3,000名に迫る!asobi基地ユニバーシティ / 親子キャンプ.com / https://yorikanekeiichi.com/

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  • アウトドア|ライフワーク

    キャンプ&アウトドアの親子・子どもの引率のべ約1,500名。「親子キャンプ.com」編集長 /「asobi基地・関東 アウトドア部」代表の寄金佳一が語る、キャンプやアウトドアのあれこれ。

  • 子どもが世界を広げていける環境、足りている?

    「うちの子、何かに熱中することがなくて……」そんなお父さん、お母さんのヒントになる、小中学生の教育論。子どもが小さいうちは自由でクリエイティブな体験をさせたいと思っていたはずなのに、小学校に入学して以降は「あれをしなさい」「これをしなさい」が増えてしまっていませんか。公教育の実際と限界、ITやスマートフォンとの付き合い方、子どもの好奇心を強く大きく育てる方法など、様々な内容を取り扱います。

  • 好きなことしかやらない私の仕事術

    仕事は「遊び・趣味・興味と一致するものだけ」がポリシー。個人事業主の日々の仕事の様子。

  • 販売コンテンツ一覧

    寄金佳一の、有料販売記事の一覧です。価格は、スタバのドリップコーヒー・ショート一杯分と同じ、¥302。

最近の記事

  • 固定された記事

ホームスクーリングの希望を小学校へ伝えに行ったら、意外とあっさり理解を得られた話(2020年7月・横浜市)

神奈川県横浜市の小学校に、ホームスクーリングの希望を伝えてきました。 案外、スムーズに理解を得られましたので、どのような準備をしたか、何を伝えたか、また実際に伝えてみてわかったことを記録しておきます。 ホームスクーリングを検討している方の参考になれば幸いです。 ホームスクーリングを希望した理由「小学校よりも子どもが伸びる確信があった」まず、よりかね家がホームスクーリングを希望した理由ですが、ひとことで言うと、自宅学習のほうが、小学校よりも、子どもが伸びる確信があったから

    • 小4が佐渡で1週間釣りをしてきた

      我が家では、10歳の誕生日に、「じぶん企画の旅行ができる権利」をプレゼントしています。 二番目の子(男子)の10歳企画は、“佐渡で1週間釣り三昧” でした。 この話をすると、けっこう「うちもやってみたい!」という反応をいただくので、具体的にどんな感じで実現までこぎ着け、子どもにとってどんな経験になるのか、こちらにメモしておきたいと思います。 「じぶん企画の旅行ができる権利」の目的我が家が、教育において最重要視しているのは、端的に言うと、 「自分から興味を持って、世界を

      • 私が仕事の9割をやめて、「自分で決めてやってみる」がコンセプトの10代向け教育事業を立ち上げたワケ

        我が家の子どもたちは、12歳と9歳に育ちました。もしあなたが親で、同じような年代の子どもがいるなら、しんどいかもしれないのですが、ちょっと想像してみてほしいんです。 親である自分(たち)が急にいなくなったとして、子どもたちは、自分の足で立って、しっかり生きていけるだろうか? 毎日は目まぐるしく、ときに退屈で、あっという間に流れ去っていきます。が、事件、事故、大地震……実はいつ終わりを告げるかもしれない、危ういバランスの上に成り立っていると自覚する瞬間が私にはあります。

        • 2020年度 自主学習レポート|ハイブリッドスクーリング/ホームスクーリング

          2021年度がはじまり、子どもたちは小6、小4となりました。 よりかね家では、学校に小6の娘のホームスクーリングの希望を伝え、理解いただいたのち、 子どもの意志と様々な状況を勘案し、結果的に、学校に通いつつも臨機応変に欠席をし、学校外の学びの場を積極的に模索する形の、ハイブリッドスクーリングに落ち着いています。 新年度に入り、担任も変わり、前回の学校側との面談からもかなり時間が空きましたので、個人面談にあたって、2020年度の学習状況をまとめたレポートを作成し、手渡すこ

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        記事

          東京ディズニーリゾートの新型コロナ対策がオワコン化していた

          2019年春ごろまで、ディズニーWebメディアで、ディレクターとしてディズニーマニア約20名を統括していた私ですが、当面はパークへ行くのを敬遠しようと明確に思いました。 理由は、 1. 新型コロナのリスクを自分でコントロールできない 2. 選択する自由が極めて限られるようになってしまった の2点です。後者は個人的な価値観の話ですが、前者については、さすがにマズいんじゃないかな、と思います。 値上げには賛成まず、2021年3月20日からの実質的な値上げ(価格変動制)、

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          越えられない壁がある。子どもが圧倒的に伸びる良いスクールと、そうではないスクールの差を解説【スキー&スノボ】

          あるいは、塾、習い事、自然体験 etc.すべてに当てはまる、教育の本質について。 良いスキースクール、スノーボードスクールを見分けるポイントを解説します。 私は現在は教育事業の立ち上げに本腰を入れていますが、ここ数年はアウトドア系ライターとしての活動も多く、取材で、子どもたちにモデルになってもらいつつ、たくさんのキッズ向けスキー&スノーボードスクールを受講してきました。 スクールを横断的に経験すると、子どもが圧倒的に伸びるよいスクールと、そうではないスクールの違いが、は

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          視察:世界自然遺産「知床半島」

          2020年10月の頭に、知床半島へ行っていたので、備忘録。 実はいま、小学校高学年〜中学生を対象にした、一生モノの体験ができる、山村留学系の企画を、全力で立ち上げようとしており、その視察です。 他にない、唯一無二のコンテンツに仕上げるために、3つの条件を設定しています。 1. 世界自然遺産、またはそれに匹敵する国内最高峰の自然があるエリアであること。 2. 子どもが、「自分自身の気持ちに向き合い、自分の責任で選択をして、自由に行動してみる」という体験を、大人に口出しを

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          「廃棄前提」炎上の裏側の時系列 #法的措置 投稿の理由ほか

          今回、投稿内容だけでなく、様々なタイミングが重なり、延焼していきました。 外から見ていただけでは見えなかった部分、炎上の裏側を、当事者の視点で解説します。 「この人、なんでこんなことを?」と不思議に思っていた方は、モヤモヤが晴れる人もいるかもしれませんし、大勢に影響はないとも言えます。 8/10(月)20:51 嬬恋・万座温泉への旅行から帰宅して、今ある実感、生の感想を忘れないうちにと、眠る前に、Twitterに数件の投稿をしました。 その中に、炎上に繋がった投稿も含

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          「廃棄前提」のワードがなぜ生まれてきたか?

          今回、たくさんのメディアや個人に、炎上の話題を取り上げていただきました。「なるほどな」という指摘もあれば、当然ですが、事実とは違う言及もありました(私はそれほど多くを発信していないので、推測によるところは多かったでしょう)。 中でも、「コイツは無茶苦茶な理屈でクレームを付けている」という反応は多数だったのではないでしょうか。ここに絞って、私の側の事実を書きたいと思います。 もちろん、発言する前から、こういう理由でこう発信するとカッチリ決めているわけではありません。なかなか

          「廃棄前提」のワードがなぜ生まれてきたか?

          素敵な自然がある地方の、ゆるやかな自殺をながめている

          私はイベント主催、取材、プライベートで、全国を回り(関東拠点なので東日本が多い)、年間100日近くアウトドアフィールドに出ている。もちろん2020年前半は、新型コロナウイルスの影響でなにもできなかった。 リスクも対処法も定まってきて、そろそろ始動できるかアンテナを伸ばし始めて、嫌というほど実感したことがある。 地方が自殺しようとしている。そしてそれを眺めるほかなく、できることは基本的にない。 メディアリテラシーが備わっていないがための鎖国高齢化率が高く、観光への依存度が

          素敵な自然がある地方の、ゆるやかな自殺をながめている

          Go Toキャンペーン、「今じゃない」と言うけど、ではいつなんですか?

          Go Toキャンペーンの是非について、思うところが色々あるので、書き留めておきます。 「Go Toキャンペーンを止めろ」に滲む、行き過ぎた個人主義私は基本的に、Go Toキャンペーンには反対しない立場です。積極的に賛成というわけでもありませんが、助かる人がいるのは事実なので、やるならやったらいいと思っています。 なぜなら、新型コロナウイルスによるリスクは限定的だし、感染したくないなら、自衛も十分に可能だからです。 (もしこれがSARSやMARS、エボラ出血熱だったら、さ

          Go Toキャンペーン、「今じゃない」と言うけど、ではいつなんですか?

          我が家が小学校に提出した「ホームスクーリング学習計画」

          先日、横浜市の小学校にホームスクーリングの希望を伝えたところ、思いのほかすんなりと理解を得られました。そのときの詳細はこちらです。 学校側との面談時に、ホームスクーリングになったらどのような学習を計画しているのか、書面で提出しましたので、記録としてこちらに残しておきます。 学習計画は、面談の際に必須であるわけではありませんが、こちらが「どれだけホームスクーリングについて情報収集し、真剣に検討しているか」を伝えるには、一定の効果があると思います。 学習計画のポイント我が家

          我が家が小学校に提出した「ホームスクーリング学習計画」

          時間制限はNG。「スマホを自由に使うためのルール」こそが、依存症の研究からも正しい

          昨今、インターネットは、生活の必需品となりました。ニュース、天気予報、時刻表検索、電話、メール、SNS、ショッピング、支払い……あらゆるものが、スマートフォンなくしては、非常に不便です。 当然、子どもたちが成長する頃には、この状況は、より進んでいるでしょう。ゲームアプリで遊ばせたり、YouTube動画を見せたりするためばかりではなく、将来を見据えて、教育の必要性を実感している方は少なくないでしょう。 子どものスマホ問題|いま語られている常識の大半は、残念ながら間違っている

          時間制限はNG。「スマホを自由に使うためのルール」こそが、依存症の研究からも正しい

          「公教育のほとんどは学習効率も極めて悪い」という事実から始めよう

          戦後、欧米先進国に追いつくため、“国民の教育水準を上げる” 成果を目指してきた公教育の方法論は、個性・長所を伸ばしたり、世界に通用する人材を育てるには不向きで、今となっては時代にあわず、私たちの多くはもちろん、国も課題と認識して改善しようとしています。 それと同時に公教育は、学力(偏差値)を高めるという意味でも、効果的なやり方ができているとは言えません。学習効率も極めて悪いのが現実です。 選択肢が増えた昨今、もはや公教育は、子どもにとって最善・最高の場ではなくなりました。

          「公教育のほとんどは学習効率も極めて悪い」という事実から始めよう

          黙って従ったほうがいい子に見られて相対的にお得、みたいな教育で「社会性が育つ」なんて言ってはいけない

          「学校での集団生活は、社会性を身につけるために大切」と、教育者からはもちろん、親側からもよく言われるが、ちょっと待ってくれよ、と思う。 たとえば、全体朝礼で、軍隊式にきれいに整列して、校長先生の話を真面目に聞く。日本では、小学校、中学校、ときには高校にいたるまで、どこでも見かける日常の風景だ。 我が家が通う小学校の、前・校長(女性)は、「1年生のみなさんも、姿勢よく、しっかりお話がきけていますね。いい子ですね」みたいなことを、息を吐くように言う人だった。 率直に言って、

          黙って従ったほうがいい子に見られて相対的にお得、みたいな教育で「社会性が育つ」なんて言ってはいけない

          【スマホ/Switch】時間制限では子どもは100%守らない。「スマホを自由に使うためのルール」を設定する大切さ

          スマートフォンやゲーム機を使わせる際に、時間制限をしている家庭は多いと思いますが、例外なく、子どもがルール守らなかったり、癇癪を起こしたり、問題が多発しているはずです。 時間制限は非合理的であるのと同時に、本質的でもありません。「スマホを制限するルール」ではなく「スマホを自由に使うためのルール」の考え方と、ルール作りのコツを紹介します。 4歳くらいから始めることができ、早ければ小学校低学年くらいでセルフコントロールが身につきます。 子ども側に何もメリットがない、時間制限

          【スマホ/Switch】時間制限では子どもは100%守らない。「スマホを自由に使うためのルール」を設定する大切さ