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田舎暮らし 「タワマンに住みたい」

あの頃私は、庭の手入れはしたくないし、将来はタワマンに住みたかった。
家庭菜園の野菜は毛虫まみれ。2度とやらん!と誓った。
小さい頃は、いや?大人になってもしばらく思考は変わらなかった。

気がつけば夏は過ぎて秋の風。
今年の夏は盛り沢山お腹いっぱいな毎日であっという間に過ぎていった。
いよいよ朝露が降りるような気温になってきたので秋の外仕事開始!

まずは夏の間干していた薪を薪小屋に入れていく。
これをしないと朝露でせっかく乾かした薪がまた濡れてしまう。
薪が乾いていることを確認して薪小屋に移すのだが、乾いている面とまだ朝露で濡れている面があったりで、どこから崩したらいい?

このまま進めたら崩れるよね?w
薪割した時にでた木の皮

そして湿った木の皮をトタンに干していく。地味な作業。
これが焚き付けになって良い仕事をするらしい。

1人作業してると色々なことを頭で考えたり思い出したりする。
小さい頃に一軒家に住んでいて小さな庭?があった。
母親は花を少しだけ植えていて、雑草が生えると草むしり。
作業は別に楽しそうに見えないし、文句を言ってた記憶がある。笑
文句言いながらもやらなきゃいけない。雑草まみれにはできないし近所の目もある。とかそんな理由なのか。
玄関から少し離れたところに家庭菜園用の場所があって枝豆を育てたのを覚えている。
収穫時期か?その前か?毛虫まみれになっていて「もぉ2度と育てない!」と誓った。

将来は絶対にマンションに住もう。なんならタワマンだ!
庭なんていらないし、野菜やお花も育てない。

昔描いていた生活とは真逆の生活を今している。

サンショウウオは5匹みた。
蟻やダンゴムシは数えきれないし、蛾になりきれなかったサナギも沢山いた。
木の皮を並べながら「なんでこんな生活しているんだろう?」
と思いながらも昔見た母親の姿と今の自分が少し重なった。

色んな経験が私の思考を変化させて今に至る。
子供の頃になりたかった自分や将来夢なんてものはどうでもいい。
生きていれば思考は変わる。

そんなことを考えながら3時間程作業して終了にした。
実は昨日の夜から体調不良で今日のサーフィンはお休みにしていた。
鼻水が詰まって頭がボーッとする。海に入れば良くなるか?とも思ったけど寝不足だった為大寝坊w
ゆっくり身体を休める選択肢もあったけど、何か一つやる事を終わらせるとスッキリするのを知っているので鼻水グズグズしながらも薪の片付けをした。
結果は最高。鼻詰まりは治ってないけど頭はスッキリ!1人で黙々身体を動かして過去にトリップしていい時間だった。

今日のブログは誰の為でもない自分の為。
誰も得しないようなことをただ書いている。笑
こんな時間があってもいいと思う。疑問を持って思い返してアウトプットしておく
1日使ってそんな事が出来るのも田舎暮らしの良いところなのかも!

ってゆう独り言でしたw

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