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人のふんどしで相撲をとるカエル。

全てのnoterにとって
「あなたのnoteに対して○○さんがスキしました」とか
「あなたのコメントに対して○○さんがスキしました」という通知は毎日見慣れたもので、この仕組みについていちいち説明する必要などないと思う。
でも、この「スキ」というgood(イイね)ボタンには功罪があるんちゃうか?って思った訳です。

まずは、「功」のほうね。

「スキ」って常に言われ慣れている人は別として、(のべつ幕なし「スキ」って言われてる人なんてそうそういない訳で)このシャワーを浴びるとなんか知らんけど「とっても気持ち良い」感じになってしまう。心地よくてnoterハイの状態になってしまい、オキシトシン(愛情ホルモン)なんかバンバン出ているんじゃないかって思います。

当然のことながら嫌な気分になんてなるはずもない。そんなのならないよって変人がいるとすれば何でもかんでもネガティブに受け取ってしまう「天邪鬼さん」達くらいではないかと思うのですw

某SNSの「いいね」なんかと比べて格段の差があって、このスキのために引越ししてきたnoterがいるとかいないとか。(当note調べ)

こんなキラーワードを採用した担当者さんは表彰モノで二階級特進どころか重役待遇なんじゃねぇ?と勝手に妄想してしまう次第です。
つまり、この「スキ」をもらうためにnoter達は毎日記事をせっせと書き続け、「スキ」ボタンを押しまくります。
そしてこれが連鎖して従順なスキフリークを培養した結果、忠実なnoterが自動連鎖的に育成される訳です。
そうです、この仕組みは、とても効果的で「note」が持続可能なSNSとして運営されていくための生命線であると言っても過言じゃない訳です。

それに対して「罪」の方はというと

本来「スキ」は「共感しました」という意思表示や「価値あり」という評価の表象のはずなのだが、これを逸脱する行為が「罪」の源泉だといえるのでしょうか。
「スキ」はその記事やコメントに対しての「スキ」であるはずなのに、記事の作成者であるnoter(人)に対して「スキ」(恋愛感情)を発信してしまうケース(当note調べ)や、毎日この「スキ」を見続けた故の「告られているじゃないかこれ」という錯覚を起こすケース。これは挙句の果てにとんでも妄想を発動させ、勝手に悶々とてしまうようなこと(当note調べ)が考えられる。
万が一、この種の間違いを助長するような操作があった場合は当局からは厳重に注意指導が行われるんじゃないか(するべきだろw)と推測するが、そんな報告は今のところ存在しない。

さらに、その功罪の事例を上げて、持論を先に進めるすべきなのだが、残念ながら適切な記事や該当するコメントなどを特定することが出来なかった。
だから当note執筆者の「noteあるある」的妄想話として、無かったことにしようとと考えております。併せてお詫びもいたします。

というのも、そんな戯言よりも大切な記事が、既に存在し、さらにそれらが「わかるわー」マガジン(いそろく|note)にまとめられていることを発見してしまったからです。

わかるわ〜
自分が読んで「あ~、わかるわかる」と思ったノート集。 自分が考えてるのと同じようなことを他の誰かが書いてくれると自分で書かなくていいから楽でいいよね。(他力本願)

そこで発見した記事がコレね

この記事には、日本人は英語圏のそれに対して「「知っている人」と「知らない人」への SNS 上の評価に著しい差がある」という記述があります。

また悲しい事実として次のふたつが結論づけられています。
▼評価できるものを評価しない。評価されているものを評価している。
▼「知っている」人のものを、私たちはより甘く読む、あるいは、『読んでいない』

つまりタイトルにあるように、多くの利用者は内容を正しく評価しているのではなく、その執筆者の名前に「スキ」していてクールな意見交換や評価がキチンと出来ない、という指摘に注目することが出来ます。

さらに、いまひとつはコレ

こちらは、利用者の「スキ」アクションが「足跡代わりの存在証明」になっていたり、「義理の印を押して帰る」ような(歪んだ)社交性が見受けられるが、これは設定時には有意義であったはずのこの仕組みを、単なる「義理スキ」や「相互互助」システムに貶めた愚行にあたるのではないかという指摘に繋がる。
そして最後には、「使い方の尺度」はそれぞれだから「わたしにゃそんなの関係ねえ」と結んでいるが、まさにコレは、この国の隠された民度をあぶりだした記事だといえます。

驚くべきは、これらの有意義な記事が見過ごされたり評価されていないことにつきます。そしてそれはこれらの「スキ」の数と相関関係にあるといわざるを得ない。

残念ながらこれが、現在の利用者のリアルをも示していると言うことです。

その上で、我等(もといオイラの敬愛する)リスのいそろくさんは次の記事をポストされておられるので紹介しておきます。

読めばわかると思いますが、独自の視点で「スキ」の意義を示し、自らの「フォロー」の方法を引いて面白おかしくそのリテラシー論が展開されていきます。そしてあるべきSNSでの振る舞いとはなんたるかを優しく導き、地道だか着実な啓蒙をも果たしていると思われるのです。

「世直しリス」さんは、決してあきらめず今日も世直し道を後ろを見ないで突き進んでいくのです。

すすめ「いそろく」世直しリスさん。never give upです。

後半はほとんど、いそろくさん頼りのピックアップ記事になってしまいましたw

そんな訳で、この記事のタイトルは「スキの功罪」を改め「人のふんどしで相撲をとる🐸」ってことにしました。 悪しからず おそまつwww

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