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ミイラとりがミイラになるって…

せっかくだから悪乗りして「開きっぱなしの話」の違うケースです。


「道を聞かれる」というのは誰にでもあるだろうけど
それと双璧をなすのに、路上での「アンケート」や「勧誘」があります。

ちょっとイケイケなお姉ちゃんが
「お時間良いですか?」って声をかけてくるやつ。

こっちの都合を聞いているようで聞いてないしな
答えに被せるように「アンケートをしているのでご協力をお願いしているんです」からは怒涛の如く「時間は取らせません」からよろしいですよねってね。答えは、すでにマニュアルで決まってるから、こちらの「答え」まで言ってくれはる。

「急いでいます」って言おうがお構いなしで、並んで歩きながら質問は続くわけ。逆ナンパかって勢い。
こちらは、もう答えたほうが早いんじゃないかって思ってしまうのが手口なんですよね。

さらに、運が悪ければ喫茶店には連れ込まれるでしょう。
そして挙句の果てに上司のような男性が現れて申込書に名前を書くまで開放してもらえなくなることは間違いないでしょう。
第一攻撃をうまくかわせても、第二波第三波が現れますから、よほどのことが無い限り撃沈されてしまいます。

このごろはクーリングオフも出来るようになってきたので、この使い方を会得することを勧めしますが、そもそも捕まらないように「逃げる」が一番だと思います。

何度もこの連続波状攻撃で映画の上映時間に間に合わなかったけれど、撃退法は身につきましたw(日常茶飯事だったのでね)

◇◇◇

最近は、こんな強引なやり方は少なくなってきたみたいですね。
そんな勧誘レディの姿すら見かけなくなりました。

ところがですよ・・・

地下街でした。いわゆるモール街を、いつものようにそそくさと歩いていた(つもり)んです。
オイラは、そもそも近眼なので遠くは見にくいのね。
だから、人かモノかの区別はできるものの、顔かたちや区別はスコッチ苦手なんです。だからなんですが50mくらい離れると判別できないのです。

その日、前方進行方向の右手(左側通行ですから)反対側の端っこに女性が居たんです。
定かではないけど、軽く会釈をされるので知り合いか施主かと思ったわけです。

無視するわけでもなく、まだ相当距離があるので「見えてないですよ」を装ってそのまま歩き続けていたんです。そうするとこちらのほうまで近づいてこられて「おいでおいで」の手招きをするんです。
そうなったら無視できないので、歩み寄ってみると全然知らない人。
会ったことも見たこともない人でね。

仕方が無いので「こんにちわ。なにか?」と言うやいなや
「お誕生日の贈り物を用意しておるんですが?」と、たまたまその週に相方の誕生日があったものだから。びっくりして「どうして?そのことを知っているのですか?」と聞き返すと

「こちらの中からひとつ選んでください」とパネルのようなものを見せられた。そこには石付きの指輪の写真が並べられた営業用ツール。

「あいや。キャッチセール」だったのか?
自ら飛んで火に入る夏の虫とはこのこと。青白く光る防蛾灯に飛び込んだ哀れな蛾そのものだったという訳だったのよ。

◇◇◇

その日は約束の時間が迫っていたので、相手をしているわけにはいかなかったけれども、この手の勧誘レディは相当手ごわいのは学習済みで。ココを切り抜けるためには必殺技しかないと。

まず、抵抗しない。素直に応じる雰囲気をだして、「もっと詳しく聞きたいのでそこの喫茶店でお話を聞かせてください」と逆ナンパを仕掛ける。普通に向こう側の段取りが狂う思ったら体外退散してくれます。それでも引き下がらない相手の場合は、相当手強い。
この日は、それなりのベテランのようなレディさんだったのでカフェまでついて来ました。(この間他へ連絡をするのは阻止しましょう)
彼らは、必ず詰めるときには2対1の体制を取ります。(これはマニュアルです)だから終始1対1で対面しないといけません。

そして、会話の主導権をとります。(何か得意の分野のお話でいいです)
オイラの場合は、「免疫促進商材」「仮想通貨」などのマルチ商材のネタをいつも用意しています。(これはネタですから)
そして、お互いの商材のバーターを提案します。
「オイラはこの指輪を買う代わりに、こちらの商材をバーターで取引しよう」って持ち掛けるわけです。

ほぼ99%このバーターの提案を理解したとたんそそくさと退散してくれます。題して「ミイラ取りがミイラになるぞ攻撃」です。
怪しい商法をしてる人ほど、怪しい商法には敏感で「絶対に手はださない」からです。

ちなみに、この方法はほとんどの勧誘商材や保険・宗教の勧誘にも有効だと言うことをつけ加えておきますw ケロ





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