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to不定詞の使い方|英文法学習|

To play video game with friends is fun.My hobby is to play soccer. など、英語を話したり書いたりする時、to不定詞を利用する機会は非常に多いです。


しかし、このto不定詞についてしっかりと理解している方は意外と少ないです。今回はそんなto不定詞の使い方について解説します。


1.不定詞とは

不定詞とは動詞をベースにして、動詞の意味を維持したまま名詞・形容詞・副詞など他の品詞の働きをする準動詞のことを指します。


動詞の活用(複数形や過去形への変換など)を行わずに主語の人称、単数、複数などに限定されないことから、不定詞と呼ばれています。

なお、不定詞には原型不定詞to不定詞の2つがあります。

今回は、to不定詞のみ扱います。

1.1to不定詞の特徴

to不定詞は一般的に未来志向であると言われています。

ですので、
I want to be a teacher in the future. 将来、先生になりたい。
のように、未来における動作を示す文で使えます。

また、to不定詞には名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の3つの用法があります。

2.to不定詞の名詞的用法

to不定詞が名詞の働きをして、文の主語や目的語、補語の役割を果たす用法です。

2.1主語の役割を果たすとき

To play video game with friends is fun. 友達とゲームすることは楽しい。

この例文ではto不定詞にあたる「To play video games with friends」が主語の役割を担っています。

また
It is fun to play video game with friends.
のように、「形式主語のit」を用いてto不定詞を文末に据える表現方法もあります。

2.2 目的語の役割を果たすとき

I like to play soccer. サッカーをすることが好きです。

この例文ではto不定詞にあたる「to play soccer」が目的語の役割を担っています。

また
I found it fun to play soccer.
のように、「形式目的語のit」を用いながら目的語のto不定詞を使うこともあります。

この文は第5文型(SVOC)で、O=it・C=funとなっています。なお、itは形式目的語なのでit=to play soccerとなっています。

他にも、
I want to be a teacher in the future. 将来、先生になりたい。
のようなwant to~系のto不定詞も目的語の役割を果たしています

日本語訳では「〜になりたい」と訳したりするので分かりづらいですが、覚えておきましょう。

2.3補語の役割を果たすとき

My hobby is to play soccer. 私の趣味はサッカーをすることです。

この例文ではto不定詞にあたる「to play soccer」が補語の役割を担っています。

3.to不定詞の形容詞的用法

to不定詞が形容詞の働きをして、直前の名詞を修飾する役割を果たす用法です。
「〜するための」などと訳せたらこの用法に該当します。

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