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【ビジネス】社会人10年目が改めて思うコミュ力

皆さんは仕事で必要なコミュ力ってどういうイメージをお持ちでしょうか。
人事担当者が求める能力の上位に「コミュニケーション能力」があるのをよく聞きますけど、このコミュ力が指す範囲ってすごく広いと思うんですよね。。。


私の場合、入社当初は、

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こんなイメージを持っていましたが、

10年経つ今は、

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こんな風にお互いの意見をきちんとすり合わせられる人へとイメージが変わりました。


確かに、入社したばかりで右も左も分からず仕事も全然出来ないような状態では「明るく」「元気に」「みんなを盛り上げる」ような人柄が好まれるのは当然です。
(仕事で評価できない期間は人間性の部分しか見れないですからね。。。)

あなたが上司や先輩社員であれば、入社したばかりで仕事が出来ないにしても、暗い、反応が薄いような社員は見てて不安になるかと思います。

とはいえ、私はそちら側の人間で、新入社員時代は毎日毎日怒られてばかりいました。

例えば、
・(自分としては話を聞いているつもりだけど)反応が小さくて怒られる
・言われたことにすぐリアクションが取れなくて怒られる
・上司の考えと違う資料を作って怒られる(質が低くて怒られる)
・会議の準備、段取りが悪くて怒られる
・別件を急遽対応したことで別の仕事の納期が遅れたのに、
 状況が伝わっていなくて怒られる etc…

そんな人間が必死になって身につけたポイントが次の3つです。

ポイント】
1)相手が自分に期待していることを理解し
2)相手の立場(役職・事情)に立つことで
3)きちんと意思疎通をする
 (お互いの意見のすり合わせを行う)
  ※この先に仕事として適切なアウトプットが出せ
  る、誰かを動かすことができると思っています。

ここから先はこのポイントの解説となります。

【解説】
1)相手が自分に期待していることを理解し

→ 上司からの指示であれば、上司が自分に期待するものを理解するのが
  最初の一歩です。
  前任の業務がこなせるようになったかを把握したいのか、大きい案件の
  前の練習か、それとも、成長を期待しての割振りか、単に手が空いてい
  るのが自分しかいないのか。
  この内容によってその後の進め方はガラッと変わると思います。
  ※(毎回聞くのは危険ですが)上司とざっくばらんに話せるのであれば
   直接聞いてみるのも手だと思います。そういう関係ではないのであれ
   ば、自分が上司の立場だったらと考えると何かが見えてくると思いま
   す。

⇒ 相手が顧客であれば、より良い条件(値引き、特典)を引き出したいの
  か、今後を見据えた長期的な関係を望んでいるのか、そういったものを
  見極めることが必要になります。

2)相手の立場(役職・事情)に立つことで
→ 当然ですが、私たちは職場の人を職場の様子でしかしりません。
  部長や課長がいつも厳しいことを言うのは、その責任を全うしようとし
  ているからかもしれませんし、幹部から厳しいことを言われイライラし
  ているのかもしれません。もしかしたらペットが居なくなって、いても
  たってもいられないのかもしれません。また、いつも定時で帰っている
  人は家族の看病をしているのかもしれません。

⇒ そういった事情を考えた出したらきりがないのですが、相手の行動には
  何かしらの理由があるはずです。なので、自分の思い込みで決めつける
  と手痛い失敗をする可能性があるということを覚えておいてください。
  相手がキツイ言い方をしてくるのならそうなった事情が何かあるんだ
  と察し、大人の対応をすると相手からの評価が変わってくるはずです。

3)きちんと意思疎通をする(お互いの意見のすり合わせを行う)
→ 上記、1)と2)は相手側の話ですが、3)は自分の意見をしっかり伝え
  ることが必要になります。要領のいい人は1)と2)の情報で「相手の意
  向をふまえて自分の主張」が出来るかと思うのですが、普通の人はそう
  そううまく行きません。相手に押し切られるか、相手の思いとは違うこ
  とを言ってしまい怒られるという結果になると思います。
 (部下の立場で言えば、上司にはまずこちらの話を聞いてほしいですが、
  そういう人ばかりでもないのも事実です。。。)

⇒ となると、対処としては1)と2)をふまえて、まずは内容を受け止め
  る。そのうえで、確認(または質問)という形でこちらの認識があって
  いるかを伝えます。
  その後、考慮すべき事項(別件との優先順位や納期、注意すべき点があ
  るか)を確認しましょう。
  相手の内容を受け止める前に、こちらの都合を伝えると相手は自分の話
  を拒否されたと認識される可能性がありますので、まずは相手を立てる
  ことを意識しましょう。



長くなりましたが、以上で今回の内容を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

閲覧ありがとうございました! 内容はお役に立ったでしょうか? 今後も投稿しますので次の記事も参考になれば幸いです^^