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必死で努力したら感謝が生まれた

僕は美容師をやっています。今年で19年になりますが、
いまだに美容師の技術は奥が深いと感じています。

今でこそ、お客さまの髪をデザインすることに自信持つことができ
楽しみながら、毎日仕事ができています。
しかし、
入社してから5、6年ぐらいは自分は美容師に向いていないのではないかと
かなり本気で思っていました。

前回書いたコミュニケーションのこともあるのですが、
手先の不器用さ、センスのなさを感じて、

「自分は本当に一人前の美容師になれるのか?」

と、悩んでいる時期がありました。

実際に、その頃はお客さまに提供する技術のレベルも低かったと思います。
自分でも不安を感じながら、必死にもがくようにやっていたのを
今でも思い出せます。

お客さまに迷惑をかけたことも、多々あったと思います。
その頃に担当させてもらったお客様には本当に感謝しても、したりません。

それから、現場での経験により少しずつ、自信持てるようになったかと思っていましたが、
最初の頃の自信は過剰になった自信だった。

後輩スタッフもたくさんできて、自分はできるんだと過信していました。

そんな僕が変われたのは、店の店長となり、実績を残したいと
コンテストに取り組んだこと。

「絶対に結果を出す」

それまでも幾度かはコンテストに取り組むこともありましたが、
出て満足していたような気がします。

絶対に結果を出すと決めて取り組んだ
コンテストはまさしく全身全霊をかけました。
まずやったことは!!
コンテストで表彰台に立っているのを、はっきりイメージすることw
※最終目標のイメージ、ビジョンを持つことは本当に大事だと思います。

そのために!

「どんなクオリティのスタイルを作ればいいか」
「何をしなければいけないのか」
「スケジュール感はどうか」

一日の中で、お客様に関わる時間以外は、
すべてのコンテストのことを考えていたと思います。
そのせいで、店のスタッフには迷惑をかけてしまうこともありました。

毎日、日が変わるまで店に残って、練習をしました。

「これだけやって結果が出なければ、その程度だ」

と心に言い聞かせて。


とにかく、表彰台に立つことをイメージして
「絶対に結果を出す」

この想いだけは、最初から最後まで頭におき取り組んだ


ありがたいことに、
『第2位』

という結果をいただきました。

自分の名前、いやエントリーナンバーが呼ばれた瞬間を今でも鮮明に思い出せます。

無意識にモデルさんと、叫び、ハイタッチをしていた。
嬉しくて感動すると言うのを、その時に久々に感じたかもしれません。

そして第2位だったことに、悔しさもありました。

その後の全国大会でボロボロに打ち負けて、目tyクチャ悔しい思いをしたのも思い出します。

それから、毎年コンテストで賞をもらえるようになった。
どんな努力をすればコンテストで結果が出るか
少しわかってきたのかもしれません。

それでも、なかなか1番になれないまま3、4年が過ぎ

いよいよ、初めて優勝できた時は、
頑張れば、なんでも叶えることができる事と
それまで、いろんな人の助けがあったことが走馬灯のように思い浮かび
感謝の気持ちが膨れ上がりました。

結果は自分一人では作れない
いろんな人の助けの上で初めて結果を出すことができる

そんなことも実感した。

長くなってしまったので今回はこの辺で
次回はさらに技術の向上に努めて、得たことを書きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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振り返りnote

目標は学校を作ること人を活かす学校を作りたいです。最近はいろんな人とコミュニケーションが取れる方法を考えています。何かこれから生きる人に残せるモノを作りたいと思っています。