ご報告:リクルートを退職しました

6/30付けで4年3ヶ月勤めたリクルートジョブズを退職しました。

最近聞かれるのは何屋さんなの?無人島屋さん?

みたいな質問が多くw

改めて皆さんにご報告をさせていただきたいと思い。

今の頭の中を棚卸しさせていただきます!

ちと長いですが、興味を持っていただける方はお付き合いください。

1.リクルートの入社動機

2.リクルートでやったこと

3.リクルート時代、複業をしていました

4.これからやること

5.最後に


1.リクルートの入社動機

✔出来る限り多くの経営者と会ってビジネスを学びたい

✔リクルートのマッチングプラットフォームを使ったビジネスモデルを学びたい

一つ目に関しては、

京都で古美術商の父と、現代作家さんのうつわのセレクトショップをやっている母のダブル経営者の子として生まれ、自分が当たりまえに将来事業をやるもんだと、経営やるんだと。

そう思って育ってきたのが背景になってます。

二つ目は、

大学生時代に主宰した、学生イベント「関西学生サミット」からの流れです。社会活動をやっている学生に、目的意識が薄い学生が出会う場を作り「やりたいことを見つける」を意図した、1000名規模のマッチングイベントでした。

大学生活に目的意識を持ってもらう仕組みを作ろうとした試みでしたが、企画を作っている最中に改めてリクルートのビジネスモデルを知り、強い興味関心をもったことが要因です。

とはいえ、直感人間の僕としてはビビッと来ていた。みたいな要素も多かったです、正直。

2.リクルートでやったこと

リクルートジョブズという、Rグループの中ではアルバイトパート領域をやる会社で働いていました。させていただいた仕事は営業と、営業育成。改めて言葉に起こすと自分は営業畑の人間なんだな、と思います。

やってたのは求人広告メディアを駆使しながら、顧客の採用課題に対する提案をする企画営業。

・「いつまでに・何人・どんな人」を採用しなきゃいけないかをヒアリングし、それに対するソリューションを提案すること

・採用工数の削減、応募・採用単価の圧縮の提案、はたまた店舗の出店戦略、人事制度の立案・設計

昔っからあって、よく本にもなっているリクルートらしい、営業の仕事です。この営業の経験が僕の下地になっているな、と本当に思います。

目の前の数字を追い続けることに何の意味があるんだ、もっと大きな仕掛けが出来るようになりたいのに・・!とか

悩んで悩んで売れなかった時期もあります。自分が何をやりたい人間なのか、よくわからなくなってしまったり。

けれども、

目の前のことで結果を出せば全てが好転すること。

結果が次のステージに自分を運んでくれること。

次のステージで、前のステージでできるようになったことは自らの強みになっていること。

そんなことを気付かされた、リクルートで出会った人の中で最も尊敬した上司の元で働いた半年があります。

その半年で成功体験を積み、自信を付けられたこと。自分を取り戻せたこと。今までの働き方や、仕事との向き合い方、全てを大きく変える半年となり、この半年無しには今の自分を語ることは出来ません。この半年が僕のベースになっています。

仕事で悩んでいる人、まずは目の前のことで結果を出すことをやって欲しい。景色が変わるから。

丸3年営業をさせていただき、ぼちぼち売れるようになった後にさせていただいたのが、新人営業マン育成のお仕事。こっちはあまり深くは書きませんが、営業経験を体系立てて伝える仕事は楽しかった。

営業は大好きでした。お客様とビジネスの話をしているとき。

営業育成も、好きでした。メンバーに向き合っているとき。

きっと、人と向き合う仕事だったり、人の感情が動く仕事が好きなんだと思います。

3.リクルート時代、複業をしていました

入社二年目の終わり頃。ダメ営業を脱却した頃。自分を取り戻せた頃から。複業、やってました。複業といっても自分にお金が入る形ではやっていなかったですが。※複業=パラレルキャリア、副業=サイドビジネス

事業を共に進めるパートナーと出会い、彼に社長をやってもらって、実質一緒に会社経営をやってました。

やったのはざっくりこんなこと。

・教える、学べるのマッチングするワークショップビジネス(コーヒー、スムージー、ボディメイク、ヨガ)

・一日で仕事が体験できるプログラム作り(人事・銀行マン・商社・保育士・農家・不動産企画・・・)

・トイレも電気もない無人島で「生きるを学ぶ」プロジェクト(http://mujinto.jp/)

・会員制コワーキング/イベントスペースの運営(http://producershouse.top)

今後やっていくことは後で書きますが、失敗したものも有ります。

それでも、働きながら土日と平日夜に事業をプロトタイピングをすることが出来たのは本当に良かった。

本業と複業。

複業→経営するとはどういう事か。事業とは具体的にどういったことをやっていけばいいのかの0→1を学ぶ。

本業→営業で経営者に向け、採用を通じた事業提案を行う

複業と本業がシナジーをきかせあって、自分の場合はビジネスマンとしての成長が圧倒的に加速したと思っています。

一つのコミュニティに居続けることの危うさ。

一つの事業しか知らずにいることの危うさ。

終身雇用が崩れ、転職するのが当たり前のようにある中で、もちろん一つのことを突き詰めることの重要性はあるものの、自分の視野・人脈が限定される働き方はモッタイナイ!と考えるようになりました。

そんなことを考え出したことや、自分のやりたい事が明確になればなるほど、自分で会社をやりたくなり・・・この度の退職に至ったわけです。

4.これからやること

まだ全てがどうなっていくのかわかりませんよ?その上で。

キーワードは「やりたいを、仕事に」です。

転職活動があるんだから、転・働き方活動があってもええやん!

一つの会社でずっと専門性を極める、ええやん。

パラレルキャリア・複業、ええやん。

事業経営していくの、ええやん。

大会社勤めてたけど辞めて農園する、ええやん。

なーんて事を考えているわけです。

今僕はプロハという会員制コワーキング/イベントスペースを運営しています。20代後半の若者中心に、何かを始める・形にする場所です。それこそ、パラレルワーカー、ベンチャー経営者、フリーランス、ビルオーナー、議員さん・・・様々な働き方をしている人が出入りしています。今の会員数は30名程度です。(R関係者の方々、今度カモメに載ります。笑)※http://producershouse.top

転・働き方活動=転働活動

就・働き方活動=就働活動

言い方は今考えました。笑

転働・就働活動のサポートを、やります。具体的なサービス内容はコチラ。

・人材紹介事業(新卒・中途)

・起業・複業支援事業 ※コワーキングスペース、複業メディア(7月ローンチ)、起・複業に必要なリソースの仲介

あとは、よく言われる無人島屋さんの活動ですね。今は無人島での企画運営だけやってますが、日本に6400島有る無人島の活用ビジネスを始めます。これはチョット変わり種ですが。

もっともっとやりたいことを出来る人が増えたらいいなーって思ってたことを事業としてやっていきます。

僕は基本的にはプロハにいますので、是非一度遊びにいらしてください。プロハ→http://producershouse.top

※事前連絡くださいね!→(joblive.info@gmail.com)

5.最後に

リクルートジョブズで勤めた4年3か月。ありがとうございました。

また、やるべきことは果たせるよう働いてきましたが、ご迷惑をおかけした事も多々ありました。すみませんでした。リクルートという大きな母体に僕は育てられました。

人生で最も尊敬する先輩に出会えました。圧倒的に自分より仕事が出来る皆さんに囲まれて、働くことが出来ました。また新卒生に戻っても、僕はリクルートグループで働きたいと思うと思います。

今後は自分のやりたい事、実現したい世界観にひたむきに頑張っていきたいと思います。

この記事を読まれた方、もし何かお仕事・協業させていただけそうなことがあれば、(joblive.info@gmail.com)までご連絡をください。

長文にもかかわらず最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

梶海斗

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?