ヘルシンキってこんな街、 フィンランドってこんな国

17
ノート

「衣・食・住」の中で大切なのはどれ?フィンランドでは・・・

人々の日々の暮らしに欠かせないものの代表格を言い表す言葉として「衣食住」がある。オシャレな洋服、美味しい食べ物、住み心地の良い家。どれも大切。

日本でなんとなく生活をしていた時には、どれが大切かと言われても、あまり明確な序列がつけられなかったような気がする。でも、一度日本を離れてフィンランド生活を体験してみた結果、日本人はフィンランド人よりも明らかに「食」へのこだわりが強く、また「衣」に対しても

もっとみる

Be creative! ヘルシンキに見る、クリエイティブな街

社会の変化と、クリエイティブの必要性

モノが要らなくなってきた

かつて世界は、大量生産・大量消費によって経済的な発展を遂げた。モノがなかった時代には、魅力的なモノをより多く持つことへの憧れが原動力となって多くのモノが作られ、そして売られた。日本でも、1950年代の「三種の神器」(モノクロテレビ、洗濯機、冷蔵庫)や、1960年代の「新三種の神器」(カラーテレビ、クーラー、自動車)は、庶民の手が届

もっとみる

フィンランドの夜空にかかる魔法、オーロラ

以前書いたフィンランドの自然についてのnoteでも触れたけれど、この国の自然は、本当に美しく、そして素晴らしい。これを書いた時には、まだフィンランド国内でオーロラを見たことがなかった。日本にいた頃には、フィンランドに行きさえすれば、そのうちオーロラくらい見るんだろうと思っていたけれど、フィンランドの最南端に位置するヘルシンキに住んでいるのでは、頑張って見ようと思わないとなかなか出会える相手ではなか

もっとみる

みんなで作るフィンランド、小さな国の全員参加型イノベーション社会

日本では、「働き方改革」とか、「一億総活躍」、「人づくり革命」といったものが看板政策として掲げられているここ数年。その言葉からイメージされるような社会が、フィンランドでは割と上手に出来上がっていると感じられる。フィンランドは、小さいのにイノベーションが次々と起こる国。そこには、たくさんの人材が積極的に社会に関われる環境がそれなりに整っているようだ。そういう社会の背景や仕組みの部分から見てみると、こ

もっとみる

MaaSを生んだ街ヘルシンキで考える、街のつくりと交通の関係

ヘルシンキ市の住宅と街のつくり

集合住宅の多いヘルシンキ

ヨーロッパの街の多くに当てはまることだと思うけど、都市部の住宅と言えば集合住宅が中心。一戸建ては少ない。ヘルシンキも同じで、街の色んなところを歩き回ってみても、ほとんど一戸建てに出会わない。少なくとも、2年半ほどのヘルシンキ生活で行ったことがあるようなところで、割と一戸建てがあったなと思い浮かぶエリアは、片手くらい。

実際に、最近の統

もっとみる

ヘルシンキの"Co-creation"なまちづくり、カギはプラットフォーム

ヘルシンキでは、まちづくりは行政が与えるものではなく、市民とともに作り上げるもの。市もそんなことを言っている。まちの作り手としても、またその受益者としても、市民をいちばんに考えている。だから、市民が言うことを重視するし、それ以前に、市民が色々なことを考えられるようにすることも重視する。市民が他の市民と一緒に何かをすることも歓迎されている。

そんな考え方でアーバンカルチャーを大切にするヘルシンキで

もっとみる

小国のネットワーク戦略 - フィンランドから見る世界地図 -

はじめは辺境の国だった

フィンランドが独立したのは、今から101年前の1917年のこと。それまでは、約600年間(1155~1809年)のスウェーデン支配と、約100年間(1809~1917年)のロシア支配が続く時代だった。この頃は、それぞれ支配していた国を中心に地図を見れば、当たり前だが、フィンランドは端っこの方にある地方。しかも、今と違って高速の移動手段もなかったので、現代の人が感じるよりも

もっとみる

ヘルシンキの目抜き通りで1000人のロングテーブル、Dinner under the Sky

Helsinki day

6月12日はヘルシンキの日。1550年6月12日に、スウェーデン国王グスタフ・ヴァーサによってヴァンダー川の河口にヘルシンキの街が築かれた、というのがその由来。交易の拠点とすべく、ラウマ、ウルヴィラ、ポルヴォー、タンミサーリ(ラーセポリ)といった古くから栄えた街に暮らす中産階級の人たちに、王様が「引っ越しなさい」と命じた日、それがヘルシンキの誕生日ということらしい。

もっとみる

デザインで社会を良くする、デザインの国フィンランドの挑戦

そもそも「デザイン」って何だろう

北欧はデザインの先進地域。フィンランドはデザインの国。ヘルシンキはデザインの都市。フィンランドには、Marimekko、Iittala、Arabiaなど有名なデザインブランドもある。こっちに来る前から、そのくらいのことは知っていたさ。そう、自分はオシャレなデザインの国に引っ越すのだ、と思っていた。

実際にヘルシンキへ来てみたら、オシャレなお店が並ぶデザイン・デ

もっとみる

心で感じるフィンランドの自然

森と湖と、島々の国

フィンランドは森と湖の国と呼ばれている。夏に森や湖を訪れると、本当に美しくて、感動すら覚えるほど。

フィンランド人は、あまり積極的に表現しないものの自分の国が大好きな人が多い。そして、夏は特にこの国が世界一だと思っている人が多いらしいが、思わず納得だ。多くの人が湖沿いなどの静かな場所にサマーコテージを持っていて、夏休みにはまとまった日数をのんびりと過ごすという。サウナに続い

もっとみる