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照明機材はあったほうがいいですよ【第2章動画教材の撮影】

何を買えばいいかと聞かれれば照明と答えます

動画教材を作る時に、機材としてまず何を買うべきですか?と聞かれたとします。

まずカメラを買え、という人もいるでしょうが、私なら「あなたの撮影に合った照明機材をひとつは買っておいてください」と答えるでしょう。

照明のことを意識していない方も多いと思います。
でも、キレイな映像を撮影したいと思ったら、まず照明を充実させることなんですよ。

カメラなんか二の次です。

撮影とは光である


撮影現場ではいろんな照明機材が使われます

撮影というのはどんな行為でしょうか?

一言でいえば「光をとらえる」行為です。
被写体に光が反射する。
その反射した光がカメラのレンズに入って像を結ぶのを記録する。
これが撮影です。

どんな素晴らしいカメラを使っても、大元である光がちゃんと当たっていなければ、美しい映像は撮れません。

だから、きちんと光を当てること、つまり照明することが、キレイな動画を撮るための第一歩です。

だから、まず照明機材を買うべきだ、と申し上げているのです。

照明機材を選ぶときは

今は照明機材を選ぶのにとってもいい時代です。

安くて高性能な照明機材がたくさん通販などで買えるからです。

プロの現場も含めて、照明機材はLED(発光ダイオード)にシフトしてきています。

昔の白熱電球系や蛍光灯系の照明機材はほとんど使われなくなりました。

Amazonなどの通販サイトで撮影用照明機材を検索してみると、たくさんヒットします。その多くは1万円しません。

その分、どんな照明機材を買えばいいのか、迷う人も多いようです。

高いほうがいいだろうと思って、プロ用の機材を買ってしまい、使いこなせなくて困っている、という話も聞くことがあります。

照明機材の大きさは撮影範囲で決まる

どのくらいの大きさの照明機材を買えばいいのか、ということは、基本的に撮影する範囲がどれくらい広いか、ということで決まります。

広ければ広いほど、光を行き渡らせる必要があるので、大きな、つまり光量の大きい照明が必要になります。

撮影範囲がテーブル上の一角くらいであれば、そんなに光量は必要としませんので、大きな撮影機材を買うにはおよびません。

たとえばこれは私の持っているスタンドライトなのですが、この2灯で部屋全体を照らすことができます。
たとえば、アクセサリーやパン作りのような小さな撮影範囲であれば、それほどの光量は必要としませんので、ここまで大きなライトは必要ないのです。

ただ、撮影用LEDライトのほとんどは、光量調整を自在にすることができます。たとえば上記のライトであれば、裏面のツマミを回して光量を少なくすることができます。

そういう意味で「大は小を兼ねる」ということはできます。

フラットライトとスポットライト

照明機材を買う時に注意すべきこととして、光の質がフラットなのかスポットなのか、ということがあります。

スポットライトは光が一点に集中する

上記の写真を見ていただくと一目瞭然でしょう。

スポットライトは光が一点に集中し、限られた範囲にだけ光が当たります。
それに対してフラットライトは画面全体にふわっと光がまんべんなく当たります。

動画教材の撮影でスポットライトを使うことはほとんどありません。
画面全体が明るく見えるほうがいいわけですから。

もっとも、スポットライトも半透明なものをライトの前に置いて光を拡散させることでフラットな光に変えることができます。

この半透明なものには、乳白色のプラスチック板や、トレーシングペーパーなどが使われます。

もうひとつ、白い壁などに反射させる(バウンスライトといいます)ことで光を拡散させることもあります。

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