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2018年に読んだ100冊

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#推薦図書

神様/川上弘美(2018年に読んだ100冊)

神様/川上弘美(2018年に読んだ100冊)

どうも。
Kabaddiです。
2018年に読んだ100冊のなかから、おすすめをご紹介。
今回は

「神様/川上弘美」

です。

あらすじくまにさそわれて散歩に出ると、川原でピクニックをすることになって、くまが取ってくれた魚の干物を持って帰り、別れ際にくまと軽い抱擁をしてさよならをする。四季おりおりに現れる、不思議な“生き物”たちとのふれあいと別れ。心がぽかぽかとあたたまり、なぜだか少し泣けてく

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東京タワー/江國香織(2018年に読んだ100冊)

東京タワー/江國香織(2018年に読んだ100冊)

どうも。
Kabaddiです。

2018年に読んだ100冊のなかから、オススメをご紹介。
今回は

東京タワー/江國香織

です。

あらすじ年上の女性、詩史(しふみ)と恋に落ちた透は、埋まることのない年齢差に歯がゆさを覚えながら、恋愛の全てを詩史から教わっていく。自分には予想のできない行動をする詩史を、どうにか思い通りにしたい、でもできない。日々の幸せと、時々訪れる無力感のなかで、少しずつ透は

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勝手にふるえてろ/綿矢りさ(2018年に読んだ100冊)

勝手にふるえてろ/綿矢りさ(2018年に読んだ100冊)

どうも。
Kabaddiです。

2018年に読んだ100冊のなかから、オススメをご紹介。

今回は

「勝手にふるえてろ/綿矢りさ」です。

あらすじ中学生のとき、中学生らしく初恋に身をよじらせていた主任公のヨシカは、そのまま大人になり、うまく恋愛ができない女子となってしまう。そんなヨシカを熱烈に愛してくれる彼が急に出現して、身の回りが目まぐるしく変わっていく、ような気がする。
初恋の彼を「イチ

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新世界/西野亮廣(2018年に読んだ100冊)

新世界/西野亮廣(2018年に読んだ100冊)

どうも。

Kabaddiです。

2018年に読んだ100冊の本のなかから、オススメをご紹介。

今回は

「新世界/西野亮廣」

です。

明快なメッセージ普段は小説・エッセイしか読まない自分ですが、2018年には4冊、自己啓発と呼ばれるジャンルの本を読みました。
その中の2冊が西野さんの本でした。

声の小さい人を徹底的に守る。
ボクが死んだ後も止まらないように、声の小さい人が守られ続けるシ

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西の魔女が死んだ/梨木香歩(2018年に読んだ100冊)

西の魔女が死んだ/梨木香歩(2018年に読んだ100冊)

どうも。

Kabaddiです。

2018年に読んだ100冊のなかから、オススメしたい本をご紹介。

第五回は

「西の魔女が死んだ/梨木香歩」

です。

内容紹介ふとしたきっかけから不登校となってしまった中学生のまいは、自らを「魔女」と名乗る、母方の祖母のいる田舎へと期間限定で移り住む。田舎の日常と、外国から日本に移り住んできた祖母との暮らし、そして祖母からの「魔女」になるための手ほどきを通

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羊と鋼の森/宮下奈都(2018年に読んだ100冊)

どうも。
Kabaddiです。

2018年に読んだ100冊のなかから、気になった方にはぜひ読んでみて欲しい本をご紹介。

第四回は

「羊と鋼の森/宮下奈都」

です。

内容紹介周囲と思うようにコミュニケーションをすることのできない高校生・外村は、偶然体育館でピアノの調律を行なっている場面に遭遇する。まるで森の奥を歩くような音を感じた外村は、ピアノの調律に魅せられ、調律師の道を志す。高校生のと

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雨はコーラがのめない/江國香織(2018年に読んだ100冊)

雨はコーラがのめない/江國香織(2018年に読んだ100冊)

 どうも。
Kabaddiです。

2018年に読んだ100冊のなかから、気になった方にはぜひ読んでみて欲しい本をご紹介。

第三回は

「雨はコーラがのめない/江國香織」

です。
アメリカン・コッカスパニエルの「雨」と筆者の生活を描写したエッセイ。ふたり(一人と一匹)の団欒の時間に思い出の音楽をかけて、筆者のかつての人生や雨との出会い、過ごしてきた毎日について書いていく、淡々としたエッセイです

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水声/川上弘美(2018年に読んだ100冊)

水声/川上弘美(2018年に読んだ100冊)

どうも。
Kabaddiです。
あけましておめでとうございます。

2018年に読んだ100冊のなかから、気になった方にはぜひ読んでみて欲しい本をおすすめします。

第二回は

「水声/川上弘美」

です。
川上弘美は2018年に初めて出会った作家さんです。
これまではずっとサスペンス・アクション・推理・コメディのような起承転結のわかりやすい本を好んで読んでいたのですが、この本と出会ったことで、文

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神坐す山の物語/浅田次郎(2018年に読んだ100冊)

神坐す山の物語/浅田次郎(2018年に読んだ100冊)

どうも。
Kabaddiです。

2018年に読んだ100冊のなかから、順不同で内容について書いていきます。気になった方にはぜひ読んでみて欲しい本。

第一回は

「神坐す山の物語/浅田次郎」

浅田次郎は昔から好きで、感動系の有名作というよりは、
「きんぴか」シリーズ、「プリズンホテル」シリーズ、あとは何と言っても「天切り松」シリーズが大好きです。

ピカレスクものというか、人生における覚悟だっ

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2018年に100冊の本を読む

2018年に100冊の本を読む

どうも。Kabaddiです。

今年の始めに「やりたいことリスト」を作っていたら108個でてきたのですが、そのうちの一つに「本を100冊読む」というものがありました。

もともと速読というか斜め読みの激しいタイプなので本を読むのに時間があまりかかりません。
とはいえ、自分が年間どれだけの本を読んでいるかもわからずに、「やるなら100冊を意識して読んでみよう」と気軽に始めました。

人間不思議なもん

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