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共鳴する本と本

どうも。
Kabaddiです。

noteでは複数回、本の読み方や、本の選び方について書いてきました。


こういった買い方や読み方をしているので、

何かテーマを持った読書、のようなことにはなりにくいような気がしてしますのですが、実際のところはそうではない、というお話を。


共鳴する本と本

本屋に行って本を選ぶ。

自分の中でもっとも心の中が静寂に包まれ、リラックスできる時間のひとつです。

平置きの本を上から眺め、棚に収まった本を正面から見る。

気になったものについてはなんとなくあらすじを見て、

タイトルで引っかかった部分と中身にどんな共通項があるかを探しながら、

最終的には手に取った本を全て購入する。

こんな感じで一ヶ月でだいたい5~8冊程度本を読むようにしています。

記事の「濫読のススメ」でも書いた通り、濫読をモットーとしているので、

「今月は花をテーマに」

「今月は女流作家で攻めよう」

みたいなテーマ性を持った読書をすることはほとんどありません。

その時の感情で本をえらび、選んだ本の中からさらに読むときの気分にあったものをその時々に合わせて選んで読んでいます。

しかし。

それなのにも関わらず、本と本が共鳴し合うことが多々あるのです。

というか毎回と言っていいでしょう。

一時期、生命のことに特に興味がある時期があり、そのときに無意識的に買っていた本は

一度に買った6冊中、実に5冊が生命に関係するものでした。

生命についていろんな作家がいろんな角度から描写し、形容し、物語に登場させていました。
そういう言葉を吸収していくことで自分のなかで生命というものへの考え方が整理されていって、言葉にできるようになっていきました。

何かに興味があるときに選んだ本がその興味領域に結びついているのはとても新鮮な驚きと、本と自分のつながりを感じさせてくれます。

単純に

「興味があるからそれに関係しそうな言葉が目に入りやすくなっていただけで、必然的にそうなっているんでしょ」

と言われてしまえばそれまでかもしれません。

ただ、ある本を読んで、読んでいる途中に心に生まれた疑問や不安などが、次に手をのばした本で解決される、なんてこともよく起こるのです。

自分というフィルターを通して言葉が染み込んでくるとき、本と本が共鳴しているんだ、と強く感じます。

一度にたくさんでなくとも、毎日でなくとも、言葉に触れる習慣を作っておくと不思議な体験をすることができるようになるかもしれません。

おすすめの本はたくさんありますので読みたい本がわからない方は聞いてください。

何かヒントになるかもしれません。

それでは本日はこの辺で。
今日買ってきた本の続きを読みたいのです。

では。

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