沖縄には「湯船」がない? 沖縄出身者に聞いてみた
どうも。Kabaddiです。
僕は銭湯が大好きで、好きが高じて東京駒込にある殿上湯( http://denjyoyu.tokyo/ )という銭湯で弾き語りライブをしたりしていました。銭湯での弾き語りライブ「風呂アライブ」の昨年の様子はこちら。
https://singatsento.wixsite.com/furo-alive/2018
最近は家の近くの銭湯に週一回〜三回ほど通っていて、その素晴らしさを再認識するとともに、なんとなく人が少ないよな〜(少ない方が使いやすいんだけど、潰れてもらっては困るので)とは感じていました。
先日、友人に銭湯によく行くんだという話をしていたら、その友人が
「自分はほとんど行かないし、そもそも湯船にもほぼ浸からない」
と言いだしました。驚いて声も出ませんでした。
湯船に浸からない・・・?どういうことだ?
その友人は沖縄出身で、曰く
「沖縄には湯船に入る文化があまりない」
とのこと。
これは気になる!と思って沖縄出身者に詳しいところをインタビューしてきました。
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沖縄出身者に湯船と銭湯について聞いてみた
今回インタビューしたのはロックンロール・バンドTHE JIVESのベーシスト、ミヤグニマサト氏( https://note.mu/3892m )
(※以下はテキストでなく画像です。スマホ推奨)
(インタビューはここで終了)
湯船・銭湯という文化
インタビュー、いかがでしたでしょうか。
最も驚いたのは湯船とかそういうところではなく、6畳もある洗い場にシャワーだけが設置されているという謎空間が当たり前に存在しているということ。(彼の実家だけかもしれませんが)
気候的な部分や、文化的には中国からの影響を受けているため、湯船に入るという習慣がなく、それが現代まで続き「あまり生活に馴染まない」ということのようです。
そして、今回のインタビューで得た知見としては、沖縄に湯船がほとんど存在していないということのほかにもうひとつ。
銭湯のたしなみ方がわからない
という大きな問題点です。
いまでこそ、SNSや他のインターネットにおいては銭湯・サウナに関する情報は山のように収集することができますが、そもそもの「楽しみ方」や「たしなみ方」という根源的な部分の情報共有がまだまだされていない可能性があります。
そしてそのことそのものが、銭湯が減っていく要因や、「〜ばなれ」の文脈で語られるような若年層の減少という部分に繋がっているのかもしれません。(最近はにわかにブームがきているようですが)
個人的には銭湯での弾き語りライブを通じて大好きな銭湯の佇まいを見てもらうことで、「銭湯という空間の楽しみ方、味わい方」などを広めていければと思っています。
銭湯にはほかにもいろんな楽しみ方があると思いますので、ぜひ、銭湯上級者の方には筆をとっていただいて、心置きなくオススメしていただければと思います。
好きなものを好きなように語れば、その好きなものは続いていくと思います。
あなたの、清い「好きだ」という思いを誰かに伝えてみてはいかがでしょうか。
それでは。
(おまけ)銭湯にハマるきっかけになった記事
最後に、自分自身が銭湯にハマり始めた時に読み、ますますハマるきっかけになった記事を置いておきます。
(記事の特性上、上裸の男性の写真が多いです。ご注意ください)
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